姉妹で明暗、セレナが4回戦へ、ビーナスは敗退 [ウインブルドン]

「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月2~15日/グラスコート)の女子シングルス3回戦で、第25シードのセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)が13本のサービスエースのおかげもあり、世界ランク62位のクリスティーナ・ムラデノビッチ(フランス)を7-5 7-6(2)破り、ウインブルドンでの連勝数を17に伸ばした。

 セレナがこれまでつかんだ23のグランドスラム・タイトルのうち、7つはウインブルドンで獲得された。その中には彼女がプレーした最後の2回、2015年と2016年の優勝も含まれている。セレナは妊娠のため、昨年の大会を欠場していた。

 36歳のセレナは月曜日に行われる予定の4回戦で、もうひとりの母で予選から勝ち上がってきた120位のエフゲニヤ・ロディナ(ロシア)と対戦する。ロディナはこの日、第10シードのマディソン・キーズ(アメリカ)を7-5 5-7 6-4で下す番狂わせを演じた。

 セレナは、まだ勝ち残っている唯一の元ウインブルドン・チャンピオンだ。彼女の姉で、ウインブルドンで5度優勝した経験を持つビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)はこの金曜日に敗れ、ペトラ・クビトバ(チェコ)、マリア・シャラポワ(ロシア)、ガルビネ・ムグルッサ(スペイン)らはそれ以前に敗退していた。

 ビーナスは、3度目の逆転勝ちを収めることはできず、3回戦で第20シードのキキ・バーテンズ(オランダ)に2-6 7-6(5) 6-8で競り負けた。

 1、2回戦の双方で第1セットを落としながら巻き返したビーナスは、最終的にフルセットで勝利を収めていたが、今回は同じことをやってのけることができなかった。

 この結果で、トップ10シードのうち8人が1週目が終わらないうちに姿を消したことになる。

 昨年のウインブルドンで準優勝していた38歳のビーナスは、女子シングルスに出場している中で最年長の選手だった。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)
LONDON, ENGLAND - JULY 06: Serena Williams of the United States celebrates after defeating Kristina Mladenovic of France in their Ladies' Singles third round match on day five of the Wimbledon Lawn Tennis Championships at All England Lawn Tennis and Croquet Club on July 6, 2018 in London, England. (Photo by Matthew Stockman/Getty Images)

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

Pick up

Ranking of articles