第2セットのタイブレークを制した錦織が16強入りに王手 [ウインブルドン]

「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月2~15日/グラスコート)の男子シングルス3回戦で、第24シードの錦織圭(日清食品)が第15シードのニック・キリオス(オーストラリア)と対戦。第1セットを6-1で先取した錦織が1第2セットも7-6(3)で奪い、2セット連取で16強入りに王手をかけた。

 両者の過去の対戦成績は、錦織の3戦全勝。前回の対戦は2016年5月のマドリッド(ATP1000/クレーコート)の準々決勝で、錦織が6-7(6) 7-6(1) 6-3で勝っていた。キリオスは、2014年にウインブルドンで8強入りした実績を持っている。グラスコートでの対戦は、今回が初となる。

 ウインブルドンに9年連続10回目の出場となる錦織は、過去2度のベスト16(2014年、16年)がこれまでの最高成績。昨年は3回戦で、ロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)に4-6 6-7(3) 6-3 3-6で敗れている。

 今大会での錦織は、1回戦で予選勝者のクリスチャン・ハリソン(アメリカ)を6-2 4-6 7-6(3) 6-2で、2回戦ではラッキールーザーのバーナード・トミック(オーストラリア)を2-6 6-3 7-6(7) 7-5で破って勝ち上がっていた。

 この試合の勝者は4回戦で、予選勝者のエルネスツ・グルビス(ラトビア)と対戦する。グルビスは3回戦で、第4シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)を7-6(2) 4-6 5-7 6-3 6-0で下しての勝ち上がり。

 昨シーズンを5位でスタートした錦織は、8月のシンシナティ(ATP1000/ハードコート)で大会前の練習中に右手首を負傷して戦線を離脱。1月のニューポートビーチ(ATPチャレンジャー/15万ドル/ハードコート)で公式戦復帰を果たし、翌週のダラス(ATPチャレンジャー/12.5万ドル/室内ハードコート)で今季初タイトルを獲得した。今大会は、復帰後のグランドスラム2戦目となる。

※写真は錦織圭(日清食品)
LONDON, ENGLAND - JULY 07: Kei Nishikori of Japan returns a shot against Nick Kyrgios of Australia during their Men's Singles third round match on day six of the Wimbledon Lawn Tennis Championships at All England Lawn Tennis and Croquet Club on July 7, 2018 in London, England. (Photo by Michael Steele/Getty Images)

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

Pick up

Ranking of articles