錦織がグルビスを倒して初のベスト8、1995年松岡修造以来 [ウインブルドン]

「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月2~15日/グラスコート)の男子シングルス4回戦で、第24シードの錦織圭(日清食品)が予選から勝ち上がってきたエルネスツ・グルビス(ラトビア)を4-6 7-6(5) 7-6(10) 6-1で破り、ベスト8進出を果たした。試合時間は3時間28分。

  グランドスラムで錦織が8強入りしたのは、昨年のフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)以来で通算8度目となる。

  今回の勝利で錦織は、すべてのグランドスラムでベスト8以上を記録したことになる。ウインブルドンの同種目での8強は、1995年の松岡修造以来となる。

  ウインブルドンに9年連続10回目の出場となる錦織は、過去2度のベスト16(2014年、16年)がこれまでの最高成績だった。昨年は3回戦で、ロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)に4-6 6-7(3) 6-3 3-6で敗れていた。

  この結果で錦織は、グルビスとの対戦成績を3勝0敗とした。初対戦だった2008年4月のバミューダ(ATPチャレンジャー/10万ドル/クレーコート)の準々決勝は6-2 2-6 6-2で、2014年4月のバルセロナ(ATP500/クレーコート)の準決勝では6-2 6-4で、いずれも錦織が勝っていた。グラスコートでの対戦は、今回が初めてだった。

  今大会での錦織は、1回戦で予選勝者のクリスチャン・ハリソン(アメリカ)を6-2 4-6 7-6(3) 6-2で、2回戦でラッキールーザーのバーナード・トミック(オーストラリア)を2-6 6-3 7-6(7) 7-5で、3回戦では第15シードのニック・キリオス(オーストラリア)を6-1 7-6(3) 6-4で破って16強入りを決めていた。

  錦織は準々決勝で、第12シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)とカレン・ハチャノフ(ロシア)の勝者と対戦する。

※写真は錦織圭(日清食品)(撮影◎小山真司)

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