2014年ジュニア女王オスタペンコが準決勝へ、過去2連敗のチブルコバから初勝利 [ウインブルドン]

「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月2~15日/グラスコート)の女子シングルス準々決勝で、第12シードのエレナ・オスタペンコ(ラトビア)がドミニカ・チブルコバ(スロバキア)を7-5 6-4で下し、ベスト4進出を果たした。試合時間は1時間21分。

  ウインブルドンに4年連続出場となる21歳のオスタペンコは、昨年の大会でも準々決勝まで勝ち進み、ビーナス・ウィリアムズ(アメリカ)に3-6 5-7で敗れていた。ジュニアの部では、2014年に優勝を果たしている。

 昨年のフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)を制したオスタペンコがグランドスラムで4強入りしたのは、キャリア2度目となる。

 この結果でオスタペンコは、3度目の対戦でチブルコバから初勝利を挙げた。初対戦だった2016年6月のイーストボーン(WTAプレミア/グラスコート)の1回戦は6-3 6-3で、昨年3月のインディアンウェルズ(WTAプレミア・マンダトリー/ハードコート)の2回戦では6-4 3-6 6-3で、いずれもチブルコバが勝っていた。

  今大会でのオスタペンコは、1回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)のケイティ・ダン(イギリス)を6-3 7-6(5)で、2回戦でキルステン・フリプケンス(ベルギー)を6-1 6-3で、3回戦で予選勝者のビタリア・ディアトチェンコ(ロシア)を6-0 6-4で、4回戦ではアリャクサンドラ・サスノビッチ(ベラルーシ)を7-6(4) 6-0で破って8強入りを決めていた。

  オスタペンコは準決勝で、第11シードのアンジェリック・ケルバー(ドイツ)と対戦する。ケルバーは準々決勝で、第14シードのダリア・カサキナ(ロシア)を6-3 7-5で下しての勝ち上がり。

※写真はエレナ・オスタペンコ(ラトビア)
LONDON, ENGLAND - JULY 10: Jelena Ostapenko of Latvia celebrates after defeating Dominika Cibulkova of Slovakia in their Ladies' Singles Quarter-Finals match on day eight of the Wimbledon Lawn Tennis Championships at All England Lawn Tennis and Croquet Club on July 10, 2018 in London, England. (Photo by Matthew Stockman/Getty Images)

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