ジョコビッチがアンダーソンから2セット連取で3年ぶりの優勝に王手 [ウインブルドン]

「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月2~15日/グラスコート)の男子シングルス決勝で、第8シードのケビン・アンダーソン(南アフリカ)と第12シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が対戦。第1セットを6-2で先取したジョコビッチが第2セットも6-2で奪い、2セット連取で3年ぶりの優勝に王手をかけた。

 両者の過去の対戦成績は、5勝1敗でジョコビッチがリード。ウインブルドンでは2度対戦しており、2011年の2回戦は6-3 6-4 6-2で、2015年の4回戦では6-7(6) 6-7(6) 6-1 6-4 7-5で、いずれもジョコビッチが勝っている。

 ウインブルドンに9年連続10回目の出場となるアンダーソンは、過去3度のベスト16(2014年、15年、17年)がこれまでの最高成績だった。

 準々決勝でディフェンディング・チャンピオンで第1シードのロジャー・フェデラー(スイス)を2-6 6-7(5) 7-5 6-4 13-11で破る金星を挙げたアンダーソンは、第9シードのジョン・イズナー(アメリカ)を7-6(6) 6-7(5) 6-7(9) 6-4 26-24とのグランドスラム史上番目の長時間試合となった準決勝に勝利し、2度目のグランドスラム決勝の舞台にたどり着いた。

 2日間にわたる準決勝で第2シードのラファエル・ナダル(スペイン)との52回目のライバル対決を6-4 3-6 7-6(9) 3-6 10-8で制したジョコビッチは、ウインブルドンで過去3度(2011年、14年~15年)タイトルを獲得。生涯グランドスラム(キャリアを通じて4つのグランドスラムのすべてを制すること)を達成した2016年フレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)以来となるグランドスラム13勝目を目指している。

※写真はノバク・ジョコビッチ(セルビア)
LONDON, ENGLAND - JULY 15: Novak Djokovic of Serbia serves against Kevin Anderson of South Africa during the Men's Singles final on day thirteen of the Wimbledon Lawn Tennis Championships at All England Lawn Tennis and Croquet Club on July 15, 2018 in London, England. (Photo by Clive Brunskill/Getty Images)

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