カナダ・トロントで開催されている「ロジャーズ・カップ」(ATPマスターズ1000/8月6~12日/賞金総額593万9970ドル/ハードコート)の男子シングルス2回戦で、優勝歴4回のノバク・ジョコビッチ(セルビア)と第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)が3回戦に進出した。

 4度目のウインブルドン優勝を遂げたばかりのジョコビッチは、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したピーター・ポランスキー(カナダ)を6-3 6-4で倒した。ジョコビッチは7本のサービスエースを決め、1時間25分を擁した試合を通して一度も相手にブレ―クポイントを許すことなく、午後の雨が降り出す前に試合を終えた。

 雨に見舞われたこの水曜日、試合は数回にわたり中断された。ウインブルドン準決勝でジョコビッチに5セットの戦いの末に敗れて以来の大会出場となったナダルは、多くの雨による遅延のあと、ナイトマッチでブノワ・ペール(フランス)を6-2 6-3で下した。

 元世界1位のジョコビッチは、2016年に優勝したこの大会に今回は第9シードとして臨んでいる。

「本当に必要な瞬間にいいサービスを打つことができていたと思う」とジョコビッチは試合を振り返った。

「ファーストサービスの正確さ、角度はかなりよかったと思った。それにセカンドサービスも、かなりうまく機能していた。全体的に見て、僕のテニスはまあまあという感じだったが、ただレベルを上げる必要があった瞬間には、そうすることができていた」

 午前中にもかなり激しい雨が降り、試合は1時間ほど遅れた。

 ステファノス・チチパス(ギリシャ)は第7シードのドミニク・ティーム(オーストリア)を6-3 7-6(6)で倒し、次のラウンドでジョコビッチに挑戦する権利を手に入れた。ナダルは次にスタン・ワウリンカ(スイス)と対戦する。ワウリンカはマートン・フクソービッチ(ハンガリー)に対し、1-6 7-6(2) 7-6(10)の逆転勝ちをおさめて勝ち上がった。

 先週のワシントンDC(ATP500)で優勝した第2シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)は、ブラッドリー・クラン(アメリカ)を6-4 6-4で下した。第4シードのケビン・アンダーソン(南アフリカ)は、エフゲニー・ドンスコイ(ロシア)を4-6 6-2 7-6(0)で退けた。

 2週間前のアタランタ(ATP250)で優勝した第8シードのジョン・イズナー(アメリカ)は、ピエール ユーグ・エルベール(フランス)を7-6(3) 6-2で下した。ロス カボス(ATP250)で優勝したばかりだった第14シードのファビオ・フォニーニ(イタリア)は、地元の期待の星、デニス・シャポバロフ(カナダ)に3-6 5-7で敗れた。

 また、カレン・ハチャノフ(ロシア)は第12シードのパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)を6-4 7-6(3)で下した。予選勝者のイリヤ・イバシカ(ベラルーシ)はライアン・ハリソン(アメリカ)を7-6(5) 6-4で倒し、20歳のフランシス・ティアフォー(アメリカ)は第10シードのミロシュ・ラオニッチ(カナダ)を7-6(4) 4-6 6-1で破る番狂わせに成功した。

 一方、フアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)は、左手首の故障のため棄権した。

「トロントの僕のファンたちに申し訳なく思う。しかし、僕の左手首が数日の休息を必要としているため、出場を断念しなければならない」とデル ポトロはツイッターを通してファンに詫びた。

 先週のロス カボスで決勝に進出していたデル ポトロは、1回戦をBYEで免除され、2回戦でロビン・ハッサ(オランダ)とプレーすることになっていた。デル ポトロの棄権で、彼の場所にはミカエル・ユーズニー(ロシア)が入り、ハッサがユーズニーを7-5 6-2で下して、対シャポバロフの3回戦に駒を進めた。(C)AP(テニスマガジン)

※写真は試合後、観客に向かって茶目っ気たっぷりの表情を見せるノバク・ジョコビッチ(セルビア)
TORONTO, ON - AUGUST 08: Novak Djokovic of Serbia reacts after defeating Peter Polansky of Canada following a 2nd round match on Day 3 of the Rogers Cup at Aviva Centre on August 8, 2018 in Toronto, Canada. (Photo by Vaughn Ridley/Getty Images)

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