カナダ・トロントで開催されている「ロジャーズ・カップ」(ATPマスターズ1000/8月6~12日/賞金総額593万9970ドル/ハードコート)の男子シングルス準決勝で、19歳のステファノス・チチパス(ギリシャ)が第4シードのケビン・アンダーソンを6-7(4) 6-4 7-6(7)で破って決勝に進出し、1990年にATPツアーが創設されて以来、一大会で4人のトップ10プレーヤーを連続で破った最年少プレーヤーとなった。

 チチパスは日曜日にキャリア初タイトルをかけて世界1位のラファエル・ナダル(スペイン)と対戦することで、20歳の誕生日を祝うことになる。

「マスターズ(ATP1000)の決勝でプレーするなんて、誕生日に起こりうる最高のことだ」とチチパスは言った。「本当に信じられないよ」。

 キャリア80番目のタイトルを目指すナダルは、雨で遅れ、深夜に終わったナイトマッチでカレン・ハチャノフ(ロシア)を7-6(3) 6-4で破った。

 ナダルは今季すでに4つのタイトルを獲得しており、フレンチ・オープン、モンテカルロ、バルセロナ、ローマと、そのすべてがクレーコートの大会においてだった。32歳のナダルは、今年4月のバルセロナ決勝でチチパスを倒しており、それがふたりの唯一の過去の対戦だった。

 チチパスは、第7シードのドミニク・ティーム(オーストリア)、第9シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)、第2シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)を倒したあとに、第4シードのアンダーソンを破った。

「僕はコート上でどんなこともやってのけ、誰をも倒せる能力を持っている」とチチパスは言った。

 チチパスは第3セットタイブレークでサービスエースを決めて8-7とリードを奪い、次のアンダーソンのリターンがアウトとなって、3度目のマッチポイントをものにした。アンダーソンのほうも7-6と一度はマッチポイントをつかんでいたが、チチパスが素晴らしいバックハンド・クロスのエースを決めて、スコアを7-7のイーブンに持ち込んでいた。

「僕は確実で、同時にアグレッシブだった」とチチパスは言った。

「決して負けない、という感じすら覚えた。僕は常にそこにいる。スコアがなんであろうと関係なく」

 32歳のアンダーソンは、先月のウインブルドンで決勝に進出していた。彼は今年、これ以前のチチパスとの唯一の対戦だったポルトガルでのクレーコート大会でも黒星を喫していた。

「彼(チチパス)についてもっとも感銘を受けたのは、間違いなく彼のメンタリティ、メンタル的強さだ」とアンダーソンは言った。

「彼は試合を通し、かなり堅固だった。今日、彼は間違いなく勝つに値したよ」

 チチパスは、マスターズでキャリア初タイトルを獲った、2001年ハンブルクでのアルベルト・ポルタス(スペイン)以来の選手となるよう努めることになる。現在世界ランキング27位のチチパスは、月曜日にランキングが更新されるとき、日曜日に優勝すれば12位、優勝しなくても15位に飛躍する。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はステファノス・チチパス(ギリシャ)
TORONTO, ON - AUGUST 11: Stefanos Tsitsipas of Greece celebrates his win over Kevin Anderson of South Africa during their Semi-Final match at the Rogers Cup Saturday August 11, 2018 at Aviva Centre in Toronto, Ontario Canada. Tsitsipas won 6-7, 6-4, 7-6 to advance to his first ATP 1000 final. (Photo by Jeff Chevrier/Icon Sportswire via Getty Images)

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