セレナが初戦敗退のサンノゼ以来のプレー、65分で勝利 [ウェスタン&サザン・オープン]
アメリカ・シンシナティで開催されている「ウェスタン&サザン・オープン」(WTAプレミア5/アメリカ・オハイオ州シンシナティ/8月13~19日/賞金総額287万4299ドル/ハードコート)の女子シングルス1回戦で、セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)がキャリアでもっとも一方的な敗戦を喫したアメリカ・サンノゼ以来、初の試合を戦い、ダリア・ガブリロワ(オーストラリア)を6-1 6-2で倒した。試合時間は65分。
23度グランドスラム大会を制した元女王は、サンノゼでジョハナ・コンタ(イギリス)に1-6 0-6で敗れたあと、カナダ・モントリオールでのロジャーズ・カップ出場を取り消していた。
セレナは昨年9月に出産し、そのあと血栓をともなう体の問題に苦しめられたが、ツアー復帰後4大会目となる7月のウインブルドンでは、準優勝していた。
ロジャーズ・カップ棄権を決めたとき、36歳のセレナは、出産後抑鬱に苦しめられていたのだと言った。
「個人的な厳しい出来事を受け入れていただけでなく、私はただ意気消沈していた」とセレナはインスタグラムにコメントした。「主に、私は自分がいい母親でないと感じていた」。
世界1位のシモナ・ハレプ(ルーマニア)は、タイトルを獲得したばかりのところだ。彼女はこの日曜日のロジャーズ・カップ決勝でスローン・スティーブンス(アメリカ)を7-6(6) 3-6 6-4で下し、今年3つ目のタイトルを獲得した。彼女はフレンチ・オープン決勝でも、スティーブンスを倒して優勝していた。
スティーブンスはUSオープンでタイトルを防衛するため、準備を進めている。彼女はフレンチ・オープンで準優勝していたが、ウインブルドンでは2年連続となる1回戦負けを喫していた。日曜日のハレプに対する対戦で、彼女の世界1位の選手との対戦成績は、0勝8敗となった。
大会の本戦がフルに行われた月曜日、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した元オーストラリアン・オープン・チャンピオンのビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)は、第1セットをタイブレークで落としながらも巻き返し、カルラ・スアレス ナバロ(スペイン)を6-7(5) 6-2 6-4で下した。
第13シードのマディソン・キーズ(アメリカ)はワイルドカードのベサニー・マテック サンズ(アメリカ)に3-6 7-6(3) 6-4の逆転勝利。第10シードのユリア・ゲルゲス(ドイツ)はクリスティーナ・ムラデノビッチ(フランス)に対し、4-6 2-3の時点で途中棄権した。
また、予選勝者のビクトリア・クズモバ(スロバキア)がアリャクサンドラ・サスノビッチ(ベラルーシ)を6-0 4-6 6-1で下し、アネット・コンタベイト(エストニア)はバーボラ・ストリコバ(チェコ)を6-3 6-0で退けた。レシヤ・ツレンコ(ウクライナ)はダニエル・コリンズ(アメリカ)に6-0 6-2で圧勝した。
アーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)はジョハナ・コンタ(イギリス)に4-6 6-3 6-4とワンセットダウンから挽回勝ちした。(C)AP(テニスマガジン)
※写真はセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)
MASON, OH - AUGUST 13: Serena Williams of the United States returns a shot against Daria Gavrilova of Australia during Day 3 of the Western and Southern Open at the Lindner Family Tennis Center on August 13, 2018 in Mason, Ohio. (Photo by Rob Carr/Getty Images)
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