アメリカ・オハイオ州シンシナティで開催されている「ウェスタン&サザン・オープン」(ATP1000/8月12~19日/賞金総額633万5970ドル/ハードコート)の男子シングルス2回戦。

 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)は、肘の故障からのカムバックを4度目のウインブルドン優勝によって完了させた。彼は今、彼のキャリアを通しその手から逃げ続けている類い稀なタイトルのひとつに、少しずつ、ゆっくりと近づきつつある。

 ジョコビッチは水曜日の午後、大雨が多くの試合を中断させる前に、胃痛と緩慢な第1セットを克服してアドリアン・マナリノ(フランス)を4-6 6-2 6-1で倒した。

 第10シードのジョコビッチは、先月にウインブルドンに優勝することで、本来の調子に戻ったことを証明して見せた。彼は今、カムバックの最新のステップとして、USオープンに向けてハードコートでのテニスの準備を整えようと努めている。

 彼はグラスからハードコートに移行する過程で、やや一貫性のないパフォーマンスを見せていた。

「迅速に戻ってくるはずだということは、経験からわかっている」と彼は言った。「だから、そうなるよう願ってるよ」。

 まず、ジョコビッチはシンシナティのタイトルを獲り、個人的な探求を叶えたいと思っている。彼は9つのマスターズ(ATP1000)のタイトルをもれなく勝ち獲った、史上初のプレーヤーになろうと努めているのだ。

 ジョコビッチは、シンシナティの決勝に5度進出したことがあるが、そのすべてで敗れている。3度はロジャー・フェデラー(スイス)に、2度はアンディ・マレー(イギリス)に対しての敗戦だった。

「この事実は、プレッシャーよりもむしろ、より大きなモティベーションを与えてくれることだと思う」とジョコビッチは言った。

「僕は本当にこの大会に勝ちたいと思っている。間違いなく、最初の数試合よりもいいプレーをする必要があるけれどね」

 この日はほかに一つ目をひく番狂わせがあった。ロビン・ハッサ(オランダ)が第3シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)を5-7 6-4 7-5で破り、昨年11月に同じズベレフを破ったとき以来の、トップ10に対する勝利を記録したのだ。

「昨今は、トップ10、20、トップ50の選手に対してさえ、勝つにはちょっとばかりラッキーでなければならない」とハッサは言った。

 前年度覇者で第5シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)はミーシャ・ズベレフ(ドイツ)を7-6(5) 7-5で下し、このところのシンシナティでの成功を延長させた。昨年の大会で、1セットも落とさずに初のマスターズ・タイトルを獲得した彼は、今年、ここまで戦った4セットのすべてを取っている。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はノバク・ジョコビッチ(セルビア)
MASON, OH - AUGUST 13: Novak Djokovic of Serbia celebrates his win over Steve Johnson during the Western & Southern Open at Lindner Family Tennis Center on August 13, 2018 in Mason, Ohio. (Photo by Matthew Stockman/Getty Images)

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