アメリカ・オハイオ州シンシナティで開催されている「ウェスタン&サザン・オープン」(WTAプレミア5/8月13~19日/賞金総額287万4299ドル/ハードコート)の女子シングルス3回戦で、第13シードのマディソン・キーズ(アメリカ)が、そのフォアを駆使して第4シードのアンジェリック・ケルバー(ドイツ)を倒し、嵐の合間をかいくぐって準々決勝進出を決めた。これは、この日もっともタフな顔合わせのひとつだった。

 キーズは世界4位のケルバーに対するこれ以前の5試合に連続で敗れていたが、そのフォアを使って2-6 7-6(3) 6-4の逆転勝ちに成功した。

 キーズは昨年決勝に進出し、そこでスローン・スティーブンス(アメリカ)に敗れたUSオープンで大きな注目を集めることを予想している。

「私が何かを防衛する存在、グランドスラム大会の決勝に進む者でなければならない立場に置かれるのは、これが初めてだと思うわ」と彼女は言った。

「これまでそんな役についたことはない。私にとって新しい経験になるわね」

 反対に世界3位のスティーブンスは、同胞ほどうまくやってのけることができなかった。

 第3シードのスティーブンスは、第15シードのエリース・メルテンス(ベルギー)に6-7(8) 2-6で敗れたのである。彼女は、自らの37本のアンフォーストエラーを克服することができず。自分のミスによって、メルテンスがトップ5選手に対してキャリア2度目の勝利をおさめる手助けをしてしまった。

 プレーは、前夜から持ち越された3試合から始まった。世界1位のシモナ・ハレプ(ルーマニア)は、やや常軌を逸したチャレンジに直面することになった。

 ロジャーズ・カップで2度目の優勝を果たしたばかりのハレプは、その勢いを延長させることを目指してシンシナティにやってきた。水曜日の夜、彼女は予選勝者のアイラ・トムヤノビッチ(オーストラリア)に対する2回戦の第2セットで、時速169kmのサービスを打った際に背中を痛めたように見えた。第3セットの最初の3ゲームを落としたあと、ハレプはメディカル・タイムアウトをとって背中に治療を受けた。

 コートに戻ったハレプはコントロールを握ると、たちまち4ゲームを連取して4-3とリードしたが、そこで雨が降り始めた。そしてその17時間後、コートに戻った彼女は、4-6 6-3 6-3で試合を終えるのに、わずか5分と8ポイントのみを必要とした。

「あきらめるべきではない、ということを学んだわ。どんなことだって起こりえるんだから」と彼女は言った。

 ハレプは、それから同日の最後の試合で、第16シードのアシュリー・バーティ(オーストラリア)と3回戦を戦うことになっていたが、この試合もまた、雨のせいで金曜日の午前に延期となった。

 女子では、ほかに一つだけ2回戦が木曜日に終えられ、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場のアマンダ・アニシモワ(アメリカ)が、予選勝者のペトラ・マルティッチ(クロアチア)を6-4 6-3で下した。 アニシモワはハレプ同様、同日に3回戦も戦わなければならないはずだったが、雨のためにその3回戦も金曜日に持ち越された。

 一方、同日に行われたほかの3回戦は、アーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)が第6シードのカロリーヌ・ガルシア(フランス)を6-4 3-6 7-5の接戦の末に下し、キーズの待つ準々決勝に駒を進めた。また第8シードのペトラ・クビトバ(チェコ)はクリスティーナ・ムラデノビッチ(フランス)を6-4 6-2で退けた。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はマディソン・キーズ(アメリカ)
MASON, OH - AUGUST 16: Madison Keys returns a shot to Angelique Kerber of Germany during the Western & Southern Open at Lindner Family Tennis Center on August 16, 2018 in Mason, Ohio. (Photo by Matthew Stockman/Getty Images)

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