第45回全国中学生テニス選手権大会(8月19、20日団体戦、21~24日個人戦/広島広域公園テニスコート)の初日は、女子団体1、2回戦が行われ、ベスト8が出揃った。

 26年ぶりに全中の舞台へと戻ってきた学習院(東京)は、1回戦でトップシードの城南学園(大阪)と対戦。0勝5敗とストレート負けに終わったが、「充分に戦えた試合もあった。(力を)埋めていける距離だと感じた」と福本全監督も手応えを口にした。

 チームは3年生がダブルス2本、2年生がシングルス3本を担う。先輩から後輩へとバトンをつなぐ戦い方が成果を挙げ、都の予選では全国常連校の富士見丘に勝利。福本監督は「あの勝利が選手たちや指導者側にとって自信となった」と振り返る。選手たちの親、OGも全力でサポートし、全員が団結して挑んだこの舞台。挑戦はこれからも続く。

画像: 第12回大会では準優勝を飾った学習院。古豪の復活、その第一歩となった(写真◎井出秀人)

第12回大会では準優勝を飾った学習院。古豪の復活、その第一歩となった(写真◎井出秀人)

 初出場は川口市立小谷場(埼玉)、横浜市立金沢(神奈川)、岐阜市立長森(岐阜)、同志社国際(京都)、山陽女学園(広島)、大分市立大東(大分)の6校。そのうち川口市立小谷場と山陽女学園、大分市立大東の3校が8強入りを決めた。

 地元・広島から唯一勝ち上がった山陽女学園は、1回戦で同志社国際、2回戦は横浜市立金沢と初出場校同士の対戦に連勝。「調子も尻上がりによくなり、選手たちは試合を楽しんでいた」と石井具巳監督も微笑む。

 目標は地元での日本一。そのためには「ひとつずつ勝つことが大事」とチームを牽引する主将の上野京香に油断はない。次なる相手は前回覇者、3~4シードの小平市立小平第二(東京)だ。

画像: 1、2回戦ともにS3で勝利を収めた2年生の阿部桃子(山陽女学園) (写真◎井出秀人)

1、2回戦ともにS3で勝利を収めた2年生の阿部桃子(山陽女学園) (写真◎井出秀人)

 トップ2シードは盤石の戦いぶりを見せた。過去4度の全国制覇を果たした第1シードの城南学園は初戦の学習院に勝利し、続く聖霊(愛知)にも3勝1敗と快勝。第2シードの桐光学園(神奈川)も危なげなく2連勝で準々決勝に駒を進めた。

画像: 2年ぶり5度目の全国制覇を目指す城南学園(左)が2回戦で聖霊に勝利 (写真◎BBM)

2年ぶり5度目の全国制覇を目指す城南学園(左)が2回戦で聖霊に勝利 (写真◎BBM)

 ノーシード勢では、7年ぶり22回目の出場となった山陽女子(岡山)が準々決勝に名を連ね、最後の8枠目に滑り込んだのが大分市立南大分(大分)だった。大阪女学院(大阪)との2回戦は1勝2敗と追い込まれた場面からS3古長果歩がタイブレークの末に勝利。残るS1対決は、杉田千紘が持ち前の力強いストロークを振り抜き、2年連続の8強入りを決めた。

画像: 相手校の応援が会場を包む中、冷静に試合を進めた杉田 (写真◎BBM)

相手校の応援が会場を包む中、冷静に試合を進めた杉田 (写真◎BBM)

 大分県からは大分市立南大分と初出場の大分市立大東の2校が準々決勝に進出。県大会からしのぎを削るよきライバル。杉田は「全国の決勝でも対戦できるよう頑張りたい」と力強く語った。

 8月20日(月)の大会2日目は、男女団体戦の準々決勝、準決勝、決勝が行われ、すべての試合が終了したのち、表彰式と団体戦閉会式が行われる。

(編集部◎中野恵太)

※トップ写真は、初出場で8強入りを決めた山陽女学園メンバーと石井具巳監督(写真◎井出秀人)

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