8月27日に開幕する「USオープン」(8月27日〜9月9日/アメリカ・ニューヨーク)。

 セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)はUSオープンのシード付けで、現ランキングより9段高い第17シードに置かれたことで、ちょっとした後押しを得た。

 男女シングルス本戦ドローのほかのすべてのシードとともに、火曜日に発表された全米テニス協会(USTA)の決断は、セレナが3回戦でトップ8と対戦する可能性を避けられる、ということを意味する。

 それはまた、その段階で第16シードである彼女の姉ビーナスとの対戦が起こりうる、ということでもあった。

 実際のところ、ほかのシードの皆が――32人の女子と32人の男子――通常通りWTAとATPのランキングをベースに決められた。

 これは、2017年USオープン期間中だった9月に出産したセレナがツアーに復帰して以来、3度目のグランドスラム大会となる。セレナは、危険な血栓を含め、出産からくる体の問題に対処してきた。

 USTAは6月にすでに、妊娠が選手のランキングに影響を与えたならば、それを考慮に入れ得るというポリシーを制定していた。この議題は、グランドスラム大会を23度制し、元世界ナンバーワンだったセレナが、5月に1年半ぶりにフレンチ・オープンでグランドスラム大会に復帰したときに、シードなしだったことを受けて持ち上がった。しかし、ウインブルドンでの彼女は、183位だったにも関わらず第25シードを与えられていた。

 セレナは結局、決勝でアンジェリック・ケルバー(ドイツ)に敗れたものの、ウインブルドンで準優勝した。そしてこの決勝進出のおかげで、彼女はランキングを28位にまで上げることができたのである。しかし、その決勝の次の試合だったサンノゼの初戦で、セレナはジョハナ・コンタ(イギリス)に1-6 0-6と、もっとも一方的な負けを喫していた。

 USTAのスポークスマン、クリス・ウィドマイアーは、セレナのシード順位は、出産後にツアーに戻ったこと、この夏の最近のハードコートでのパフォーマンス、過去にUSオープンで成し遂げたことの認識など、さまざまな事実のバランスをとることによって決められたと言った。彼はまた、USTAは、この決定はセレナの功績を認めるものであり、残りのシード選手たちに対してもフェアなことであると考えた、と言い添えた。

 来月に37歳になるセレナは、USオープンで6度優勝しており、最近では2014年にタイトルを獲っていた。彼女は、グランドスラム大会の優勝数が「24」という、マーガレット・コート(オーストラリア)が持つ全時代(オープン化以前も含む)を通しての最多優勝数まであと「1」と迫っている。セレナはすでに、ここ半世紀のプロ化以降の時代のグランドスラム大会シングルス・トロフィーの数で、最多記録を擁していた。

 USオープンのドロー抽選は、木曜日にニューヨークで行われる。本戦はニューヨーク・フラッシングメドウで、月曜日から始まることになる。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はシンシナティの大会でのセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)
MASON, OH - AUGUST 14: Serena Williams serves to Petra Kvitova of Czech Republic during the Western & Southern Open at Lindner Family Tennis Center on August 14, 2018 in Mason, Ohio. (Photo by Matthew Stockman/Getty Images)

This article is a sponsored article by
''.