ダニエル太郎がATPツアーで2度目の準決勝進出、初対戦のジャリーをフルセットで振りきる [ウィンストンセーラム・オープン]

「ウィンストンセーラム・オープン」(ATP250/アメリカ・ノースカロライナ州ウィンストンセーラム/8月19~25日/賞金総額77万8070ドル/ハードコート)のシングルス準々決勝で、ダニエル太郎(エイブル)が第14シードのニコラス・ジャリー(チリ)を4-6 6-2 6-1で倒し、ベスト4進出を果たした。試合時間は1時間49分。

 ATPツアーでダニエルが4強入りしたのは、ツアー初優勝を飾った5月のイスタンブール(ATP250/クレーコート)以来でキャリア2度目となる。

 今大会に初めて出場したダニエルは、1回戦で過去2連敗中だったジョン・ミルマン(オーストラリア)を6-4 7-6(7)で、2回戦で第9シードのサム・クエリー(アメリカ)を3-6 7-5 7-6(3)で、3回戦ではラッキールーザーのドミニク・コプファー(ドイツ)を7-6(4) 7-6(3)で破って8強入りを決めていた。

 両者は今回が初対戦。今シーズンのダニエルは、3月にインディアンウェルズ(ATP1000/ハードコート)で元世界ナンバーワンのノバク・ジョコビッチ(セルビア)を7-6(3) 4-6 6-1で倒す金星を挙げて3回戦に進出。5月のイスタンブール(ATP250/クレーコート)では、日本人として史上4人目となるATPツアー優勝を果たしていた。

 ダニエルは準決勝で、ダニール・メドベデフ(ロシア)と対戦する。メドベデフは準々決勝で、ライアン・ハリソン(アメリカ)を7-6(4) 6-4で下しての勝ち上がり。

※写真はダニエル太郎(エイブル)
WINSTON-SALEM, NC - AUGUST 23: Taro Daniel of Japan reacts after defeating Nicolas Jarry of Chile during their quarterfinals match on day four of the Winston-Salem Open at Wake Forest University on August 23, 2018 in Winston-Salem, North Carolina. (Photo by Jared C. Tilton/Getty Images)

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