主審とキリオスの会話が調査の対象に [USオープン]
アメリカ・ニューヨークで開催されている「USオープン」(8月27日~9月9日/ハードコート)の大会4日目。
USオープンとグランドスラム委員会は、男子シングルス2回戦でのニック・キリオス(オーストラリア)と主審のモハメド・ラヒアーニによる会話の内容について再調査することになるという。
大会レフェリーのブライアン・アーリー氏は、スタジアムの騒音に邪魔される恐れがあったため、「間違いなく効果的にコミュニケーションを取れるよう」にする目的で、ラヒアーニがキリオスと話すために椅子から降りるという珍しい行動を起こしたのだと説明した。
アーリー氏によれば、キリオスはラヒアーニに、「もし試合が進む中、プレーに興味がないように見えなたら、主審は何らかの措置を取る必要がある」と警告されたのだという。
ラヒアーニはキリオスに、医師による治療が必要なのではないかと懸念したのだ、とアーリーは付け加えた。
全米テニス協会(USTA)のスポークスマンを務めるクリス・ウィドマイアー氏は、アーリーと大会の審判団のチーフ、ソーレン・フリーネル氏は、この件について現在調査中であるという。(C)AP(テニスマガジン)
※写真はニック・キリオス(オーストラリア)
NEW YORK, NY - AUGUST 30: Nick Kyrgios of Australia takes a break during his men's singles second round match against Pierre-Hugues Herbert of France on Day Four of the 2018 US Open at the USTA Billie Jean King National Tennis Center on August 30, 2018 in the Flushing neighborhood of the Queens borough of New York City. (Photo by Al Bello/Getty Images)
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