2018-09-01

記録

トップ2シード連破の森崎可南子/西本恵がダブルス優勝、西本は国際大会初タイトル [能登和倉国際女子オープン]

 ITF(国際テニス連盟)女子サーキット「能登和倉国際女子オープンテニス」(石川県七尾市・和倉温泉運動公園テニスコート/本戦8月28日~9月2日/賞金総額2.5万ドル/砂入り人工芝コート)の本戦5日目は、シングルス準々決勝4試合と準決勝2試合およびダブルス決勝が行われた。

 シングルスは日本勢がベスト4を独占し、第3シードの清水綾乃(Club MASA)が岡村恭香(橋本総業ホールディングス)を7-5 6-2で、本玉真唯(フリー)は大前綾希子(島津製作所)を5-7 6-1 6-1で破り、それぞれ決勝に進出した。

 日本人ペア同士の対戦となったダブルス決勝は、森崎可南子(筑波大学)/西本恵(島津製作所)が第1シードの小堀桃子(橋本総業ホールディングス)/清水を6-2 6-3で下し、全試合ストレート勝利で優勝を果たした。試合時間は1時間4分。

 西本と森崎は、この大会で初めてペアを組んでダブルスに出場。筑波大学4年の森崎は、昨年5月の軽井沢(ITF2.5万ドル/砂入り人工芝コート)以来となるダブルス2勝目。25歳の西本は、国際大会で単複を通して初のタイトル獲得となった。

 今大会での森崎/西本は、1回戦で秋田史帆(北島水産)/井上明里(橋本総業ホールディングス)を6-3 6-3で、準々決勝で村松千裕(グラムスリー)/岡村を6-2 7-6(0)で、準決勝では第2シードのルー・ジアジン(中国)/波形純理(伊予銀行)を6-2 6-1で破って決勝進出を決めていた。

 大会最終日の9月2日(日)は11時00分から、シングルス決勝が行われる予定。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)

シングルス準決勝

○6本玉真唯(フリー)5-7 6-1 6-1 ●11大前綾希子(島津製作所)

○24清水綾乃(Club MASA)[3] 7-5 6-2 ●28岡村恭香(橋本総業ホールディングス)

シングルス準々決勝

○6本玉真唯(フリー)6-2 3-6 6-2 ●1ルー・ジアジン(中国)[1]

○11大前綾希子(島津製作所)7-6(4) 6-3 ●16加治遥(島津製作所)[8]

○24清水綾乃(Club MASA)[3] 6-7(3) 6-4 6-3 ●19坂詰姫野(Team YUKA)[WC]

○28岡村恭香(橋本総業ホールディングス)6-1 7-6(3) ●29ネイクザ・ベインズ(オーストラリア)

ダブルス決勝

○10森崎可南子/西本恵(筑波大学/島津製作所)6-2 6-3 ●1小堀桃子/清水綾乃(橋本総業ホールディングス/Club MASA)[1]

※写真はダブルスで優勝を果たした森崎可南子(筑波大学/左)と西本恵(島津製作所/右)
写真提供◎能登和倉国際女子オープンテニス実行委員会

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