ティームが前年準優勝のアンダーソンを下して初のベスト8進出 [USオープン]

「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月27日~9月9日/ハードコート)の男子シングルス4回戦で、第9シードのドミニク・ティーム(オーストリア)が前年の準優勝者で第5シードのケビン・アンダーソン(南アフリカ)を7-5 6-2 7-6(2)で下し、初のベスト8進出を果たした。試合時間は2時間37分。

 全米に5年連続出場となるティームは、3度のベスト16(2014年、16年、17年)がこれまでの最高成績だった。昨年は4回戦で、フアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)に6-1 6-2 1-6 6-7(1) 4-6で敗れていた。6月のフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)では、グランドスラム自己最高の準優勝を果たした。

 この結果でティームは、アンダーソンとの対戦成績を2勝6敗とした。今シーズンは5月にマドリッド(ATP1000/クレーコート)の準決勝で対戦し、ティームが6-4 6-2のスコアで初勝利を挙げていた。

 今大会でのティームは、1回戦でミルザ・バシッチ(ボスニア・ヘルツェゴビナ)を6-3 6-1 6-4で、2回戦でスティーブ・ジョンソン(アメリカ)を6-7(5) 6-3 5-7 6-4 6-1で、3回戦ではテイラー・フリッツ(アメリカ)を3-6 6-3 7-6(5) 6-4で破って16強入りを決めていた。

 ティームは準々決勝で、ディフェンディング・チャンピオンで第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)とニコラス・バシラシビリ(ジョージア)の勝者と対戦する。

※写真はドミニク・ティーム(オーストリア)
NEW YORK, NY - SEPTEMBER 02: Dominic Thiem of Austria celebrates after winning his men's singles fourth round match against Kevin Anderson of South Africa on Day Seven of the 2018 US Open at the USTA Billie Jean King National Tennis Center on September 2, 2018 in the Flushing neighborhood of the Queens borough of New York City. (Photo by Elsa/Getty Images)

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