国枝慎吾がウインブルドン2連覇のオルソンにフルセット勝利で初戦を突破 [USオープン・車いすの部]

「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月27日~9月9日/ハードコート)の車いすの部の男子シングルス1回戦で、第1シードの国枝慎吾(ユニクロ)がステファン・オルソン(スウェーデン)を0-6 6-1 6-3で破り、初戦を突破した。試合時間は1時間41分。

 全米に2年続10回目の出場となる国枝は、これまでにシングルスのタイトルを6度(2007年、09年~11年、14年~15年)獲得。昨年は1回戦で、アルフィー・ヒュウェット(イギリス)に6-4 4-6 3-6で敗れていた。

 国枝は準決勝で、ニコラ・パイファー(フランス)と対戦する。パイファーは1回戦で、前年覇者のステファン・ウッデ(フランス)を6-2 6-2で下しての勝ち上がり。

 グスタボ・フェルナンデス(アルゼンチン)とのペアでダブルスにも出場している国枝は、前日に中断となった第2シードのヒュウェット/ゴードン・リード(イギリス)との1回戦を控えている。

 車いすテニスは男女シングルス各8ドロー、男女ダブルス各4ドローで争われる。

 昨年の大会は、シングルスでウッデと上地結衣(エイベックス)がタイトルを獲得。ダブルスでは、ヒュウェット/リードとマジョレーン・バイス/ディーダ・デ グロート(ともにオランダ)がともに初優勝を果たした。

※写真は国枝慎吾(ユニクロ)
撮影◎毛受亮介

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