ジョコビッチがデル ポトロを倒してグランドスラム2大会連続優勝 [USオープン]

「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月27日~9月9日/ハードコート)の男子シングルス決勝で、第6シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が第3シードのフアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)を6-3 7-6(4) 6-3で下し、3年ぶり3度目の優勝を果たした。試合時間は3時間16分。

 ジョコビッチのグランドスラムでのタイトル獲得は、7月のウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)に続く通算14勝目。これはピート・サンプラス(アメリカ)に並ぶ歴代3位の記録となる。

 全米に2年ぶり13回目の出場となったジョコビッチは、2011年と15年にタイトルを獲得。前回プレーした2016年は、決勝でスタン・ワウリンカ(スイス)に7-6(1) 4-6 5-7 3-6で敗れていた。前哨戦のシンシナティ(ATP1000/ハードコート)を初めて制したジョコビッチは、マスターズ全制覇の偉業を達成していた。

 この結果でジョコビッチは、デル ポトロとの対戦成績を15勝4敗とした。全米では2度対戦しており、2007年の3回戦は6-1 6-3 6-4で、2012年の準々決勝では6-2 7-6(3) 6-4で、いずれもジョコビッチが勝っていた。

 今大会でのジョコビッチは、1回戦でマートン・フクソービッチ(ハンガリー)を6-3 3-6 6-4 6-0で、2回戦でテニス・サングレン(アメリカ)を6-1 6-3 6-7(2) 6-2で、3回戦で第26シードのリシャール・ガスケ(フランス)を6-2 6-3 6-3で、4回戦でジョアン・ソウザ(ポルトガル)を6-3 6-4 6-3で、準々決勝でジョン・ミルマン(オーストラリア)を6-3 6-4 6-4で、準決勝では第21シードの錦織圭(日清食品)を6-3 6-4 6-4で破って決勝進出を決めていた。

 今シーズンのデル ポトロは、3月にインディアンウェルズ(ATP1000/ハードコート)でマスターズ初タイトルを獲得し、6月のフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)では9年ぶりの4強入り。準決勝ではディフェンディング・チャンピオンで第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)が第2セット途中で棄権し、グランドスラム初制覇を果たした2009年以来となる決勝の舞台にたどり着いていた。

※写真はノバク・ジョコビッチ(セルビア)
NEW YORK, NY - SEPTEMBER 09: Novak Djokovic of Serbia celebrates after winning his men's Singles finals match against Juan Martin del Potro of Argentina on Day Fourteen of the 2018 US Open at the USTA Billie Jean King National Tennis Center on September 9, 2018 in the Flushing neighborhood of the Queens borough of New York City. (Photo by Al Bello/Getty Images)

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