奈良くるみは連敗脱出ならず、元世界1位アザレンカが2回戦へ [東レPPO]

「東レ パン・パシフィック・オープン」(WTAプレミア/東京都立川市・アリーナ立川立飛/本戦9月17~23日/賞金総額79万9000ドル/室内ハードコート)のシングルス1回戦で、奈良くるみ(安藤証券)はビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)に4-6 5-7で敗れた。試合時間は1時間52分。

 今大会の本戦に2年連続7度目の出場となる奈良は、2度の2回戦進出(2015年、17年)が最高成績。昨年は2回戦で、カロリーヌ・ガルシア(フランス)に1-6 3-6で敗れていた。

 グランドスラムを含めたツアー大会の本戦で今季13試合目をプレーした奈良だったが、マッチ初勝利を挙げることはできなかった。奈良が最後に勝った試合は6月のイーストボーン(WTAプレミア/グラスコート)の予選で、それ以降は8連敗となった。

 この結果でアザレンカは、奈良との対戦成績を2勝0敗とした。両者は2015年4月にフェドカップ・ワールドグループ2部プレーオフ(東京・有明コロシアム/室内ハードコート)で初対戦しており、アザレンカが6-3 6-3で勝っていた。両者はともに、ワイルドカード(主催者推薦枠)を得ての参戦だった。

 アザレンカは2回戦で、第7シードのアシュリー・バーティ(オーストラリア)と対戦する。バーティは1回戦で、ココ・バンダウェイ(アメリカ)を4-6 6-3 7-5で下しての勝ち上がり。

 奈良は尾﨑里紗(江崎グリコ)とのペアでダブルスにも出場しており、初戦の対戦相手はベリンダ・ベンチッチ(スイス)/アナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)となっている。

※写真は奈良くるみ(安藤証券)
撮影◎佐藤明

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