「USオープン」(8月27日〜9月9日/アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)の男子シングルス2回戦で、審判台から降りてニック・キリオス(オーストラリア)に話しかけた主審が、ATPによって2大会の活動停止処分を言い渡された。

 火曜日にATPが発した声明文によれば、モハメド・ラヒアーニ審判は、任務を予定していた続く2大会、10月1日に始まる中国・北京での「チャイナ・オープン」と、その翌週の「上海マスターズ」で審判の仕事をすることはない。

 8月30日のフラッシングメドウで、ピエール ユーグ・エルベール(フランス)に対してキリオスが勝った試合におけるラヒアーニ審判の行為は、「審判に要求される公平さを損なったと考えられる」とATPはコメントした。

 問題の試合でラヒアーニは、キリオスがボールを追わないなど、やる気の見えないプレーを始めた際に、エンドチェンジで主審台から降り、然るべきプレーをしないと審判として何らかの処置をしなければいけなくなる、と忠言したのだと言われている。

 ラヒアーニはこの試合の直後、(キリオスがボールを追って走らないので)体の具合が悪いのか懸念した、と漏らしていた。

 一方、対戦相手のエルベールは、台から降りて選手に話しかけるのは、通常の審判の仕事の域から逸脱しているため、彼は何らかの罰を受けるべきだ、と発言していた。

 キリオスとエルベールの試合は、結局4-6 7-6(6) 6-3 6-0でキリオスが勝ち、3回戦に進んだ。

 2大会の活動停止処分を受けたラヒアーニは、10月15日からの「ストックホルム・オープン」で審判の仕事を再開することができる。この処分は、最初にニューヨーク・タイムズ紙によって報道された。(C)AP(テニスマガジン)

※写真は昨年のATPツアー最終戦でのモハメド・ラヒアーニ
LONDON, ENGLAND - NOVEMBER 14: Mohamed Lahyani looks on during the singles match between Marin Cilic of Croatia and Jack Sock of The United States n day three of the Nitto ATP World Tour Finals at O2 Arena on November 14, 2017 in London, England. (Photo by Naomi Baker/Getty Images)

This article is a sponsored article by
''.