大坂なおみがジョルジを下し、地元日本での初優勝に王手 [東レPPO]

「東レ パン・パシフィック・オープン」(WTAプレミア/東京都立川市・アリーナ立川立飛/本戦9月17~23日/賞金総額79万9000ドル/室内ハードコート)のシングルス準決勝で、第3シードの大坂なおみ(日清食品)がノーシードから勝ち上がってきたカミラ・ジョルジ(イタリア)を6-2 6-3で倒し、地元日本での初優勝に王手をかけた。試合時間は1時間11分。

 今大会の本戦に4年連続出場となる大坂は、2016年にWTAツアーで初めて決勝に進出して準優勝。昨年は1回戦で、アンジェリック・ケルバー(ドイツ) に3-6 4-6で敗れていた。

 両者は今回が初対戦。26歳のジョルジは、7月のウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)でグランドスラム自己最高の8強入りを果たしていた。

 先のUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)で、大坂は日本テニス史上初めてシングルスでのグランドスラム制覇の偉業を達成。決勝では、グランドスラム23勝を誇るセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)を6-2 6-4で倒していた。

 今週の大坂は、初戦となった2回戦でドミニカ・チブルコバ(スロバキア)を6-2 6-1で、準々決勝では第8シードのバーボラ・ストリコバ(チェコ)を6-3 6-4で破って4強入りを決めていた。

 大坂は決勝で、第4シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)と対戦する。プリスコバは準決勝で、ドナ・ベキッチ(クロアチア)を6-2 4-6 6-3で下しての勝ち上がり。

※写真は大坂なおみ(日清食品)
TACHIKAWA, JAPAN - SEPTEMBER 22: Naomi Osaka of Japan plays a backhand in the Singles semi final against Camila Giorgi of Italy on day six of the Toray Pan Pacific Open at Arena Tachikawa Tachihi on September 22, 2018 in Tachikawa, Tokyo, Japan. (Photo by Koji Watanabe/Getty Images)

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