「東レ パン・パシフィック・オープン」(WTAプレミア/東京都立川市・アリーナ立川立飛/本戦9月17~23日/賞金総額79万9000ドル/室内ハードコート)のダブルス決勝で、加藤未唯(ザイマックス)/二宮真琴(橋本総業ホールディングス)が第1シードのアンドレア・セスティニ フラバチコバ/バーボラ・ストリコバ(ともにチェコ)を6-4 6-4で倒し、ペアでのツアー初優勝を果たした。

 1週間前、広島で行われた花キューピットオープンでは準優勝だった2人。地元で家族や友人の前で緊張から力を発揮できなかったという二宮は、2週連続の決勝の舞台に立ち「優勝を狙っていた」。加藤も「絶対優勝しないと」という気持ちで臨んだ。

 序盤は、相手のサービスゲームを簡単にキープされ、自分たちは40‐40に持ち込まれる苦しい展開が続いたが、何とかキープを続ける。2-3から加藤のサービスゲームを0-40とされたときも、4連続ポイントで切り抜けて流れを引き寄せた。

 このピンチの直後につかんだブレークチャンスでは、加藤の鋭いバックハンドリターンでブレーク。5-3から3つのセットポイントを生かせなかったが、続くゲームを加藤のサービスから二宮がネットで仕留める形でポイントを重ね、第1セットを先取した。

 第2セットは最初のゲームでリターンから攻めてブレーク。2人のサービスゲームでは、またも40-40に持ち込まれながらキープした。その後も1ブレークアップのままお互いゲームを重ね、5-4で加藤のサービング・フォー・ザ・マッチを迎えた。

 加藤のサービス、二宮のポーチなどで40-30として、マッチポイントはネット際でボレーの打ち合いとなり、最後は二宮のショットをストリコバが返せずに勝負が決した。

「この2人で獲れたことがうれしい」と二宮が喜ぶと、加藤も「2人での1勝目なので、これから2勝目、3勝目と重ねていきたい」と続けた。

 今回の優勝による効果について問われた加藤は「“なおみフィーバー”で注目される中での優勝で、認知してもらえると思う。今後も2人でダブルスを盛り上げたい」と語った。二宮は「細かい動きで外国人選手を惑わせる」日本人ペアの魅力に注目してほしいと語った。

(編集部◎池田晋)

※写真は優勝トロフィーの漆器の羽子板を持つ加藤未唯(ザイマックス/右)と二宮真琴(橋本総業ホールディングス) 写真◎佐藤明

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