大坂なおみは2度目の準優勝、プリスコバが今季2勝目 [東レPPO]

「東レ パン・パシフィック・オープン」(WTAプレミア/東京都立川市・アリーナ立川立飛/本戦9月17~23日/賞金総額79万9000ドル/室内ハードコート)のシングルス決勝で、第3シードの大坂なおみ(日清食品)は第4シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)に4-6 4-6で敗れ、地元日本での初優勝はならなかった。試合時間は1時間3分。

 プリスコバのWTAツアーでのタイトル獲得は、4月のシュツットガルト(WTAプレミア/室内クレーコート)以来で通算11勝目となる。

 今大会の本戦に4年連続出場となった大坂は、2016年にWTAツアーで初めて決勝に進出して準優勝。昨年は1回戦で、アンジェリック・ケルバー(ドイツ) に3-6 4-6で敗れていた。

 この結果でプリスコバは、大坂との対戦成績を2勝1敗と勝ち越した。初対戦だった昨年8月のトロント(WTAプレミア5/ハードコート)の3回戦は第3セット途中棄権でプリスコバが、今年3月のインディアンウェルズ(WTAプレミア・マンダトリー/ハードコート)の準々決勝では大坂が6-2 6-3で勝っていた。

 先のUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)で、大坂は日本テニス史上初めてシングルスでのグランドスラム制覇。決勝では、グランドスラム23勝を誇るセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)を6-2 6-4で倒していた。

 今週の大坂は、初戦となった2回戦でドミニカ・チブルコバ(スロバキア)を6-2 6-1で、準々決勝で第8シードのバーボラ・ストリコバ(チェコ)を6-3 6-4で、準決勝ではカミラ・ジョルジ(イタリア)を6-2 6-3で破って2年ぶりの決勝進出を決めていた。

 USオープンから続いていた大坂の連勝は、「10」でストップした。

※写真は大坂なおみ(日清食品)
TACHIKAWA, JAPAN - SEPTEMBER 23: Naomi Osaka of Japan plays a backhand in the Singles final against Karolina Pliskova of the Czech Republic on day seven of the Toray Pan Pacific Open at Arena Tachikawa Tachihi on September 23, 2018 in Tachikawa, Tokyo, Japan. (Photo by Koji Watanabe/Getty Images)

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