「レーバー・カップ」(9月21~23日/アメリカ・イリノイ州シカゴ/ユナイテッド・センター/室内ハードコート)の大会2日目。

 強烈なサービスを武器とする長身のジョン・イズナー(アメリカ)は先週、自分の人生に新しい役割を付け加えた。彼は父親になったのだ。

 彼の妻は1週間ほど前、ふたりの初めての子供――女の子を出産した。それはイズナーが、「間違いなく、人生で最高の瞬間」と表現したものだった。

 今週、レーバー・カップでプレーしている間、家族と離れているのは、彼にとって辛いことだった。

 イズナーは携帯電話に、娘が初めて彼のプレーを見ているところの写真を受け取った、と言った。

「彼女がそれを記憶にとどめるとは思わないけど」とジョークを言った彼は、「妻は僕がテレビに映っているときに、娘のおむつを替えているんだ」と明かしてくれた。

 彼は、家族と一緒に過ごすために、来たるアジアでの連戦をスキップすることを決めている。

「今、家族と離れていることが、ものすごく辛いんだ。娘に会えないことが、信じられないほど辛く感じるんだ」

 彼はまた、来年、妻と娘が彼と一緒にツアーを回れることを願っていた。

「まあ、どうなるか見てみることにするよ」と彼は言った。「いろいろと調整していかないといけないからね」。

 イズナーのキャリアは、33歳にして上昇中だった。彼は今年、マイアミの決勝でアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)を破り、初めてマスターズ1000大会での優勝を果たした。そののち、彼はウインブルドンで準決勝に進出し、そこで7時間のマラソン・マッチの末、ケビン・アンダーソン(南アフリカ)に惜しくも敗れた。そのアンダーソンは、今回のレーバー・カップの間、〈チーム・ワールド〉での彼のチームメイトとなっている。

 イズナーは土曜日、ズベレフに対して厳しい敗戦を経験した。ズベレフは1セットダウンから挽回し、3-6 7-6 [10-7]で逆転勝ちを収めたのである。それから、ロジャー・フェデラー(スイス)がニック・キリオス(オーストラリア)を6-3 6-2で倒した。大会2日目は1試合の勝利ポイントが2点となるため、この時点で〈チーム・ヨーロッパ〉が7-1とリードを広げた。

 しかしナイトセッションで、アンダーソンがノバク・ジョコビッチ(セルビア)を7-6(5) 5-7 [10-6]で倒して追い上げを開始。学生時代にイリノイ大学でプレーしたアンダーソンは、今年のウインブルドン決勝でジョコビッチに敗れていた。

 最終試合のダブルスでは、ジャック・ソック(アメリカ)/キリオスがグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)/ダビド・ゴファン(ベルギー)を6-3 6-4で破り、〈チーム・ワールド〉が7-5まで挽回して2日目を終えた。

 この大会は昨年新設され、ヨーロッパのトップ選手が世界の残りの地区のトップ選手と対戦するチーム対抗戦。金土日の3日に渡って行われ、総合成績で勝敗を決めることになる。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はジョン・イズナー(アメリカ/右)とアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ/左)
CHICAGO, IL - SEPTEMBER 22: Team Europe Alexander Zverev of Germany shakes hands with Team World John Isner of the United States after defeating him in their Men's Singles match on day two of the 2018 Laver Cup at the United Center on September 22, 2018 in Chicago, Illinois. (Photo by Clive Brunskill/Getty Images for The Laver Cup)

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