「東レ パン・パシフィック・オープン」(WTAプレミア/東京都立川市・アリーナ立川立飛/本戦9月17~23日/賞金総額79万9000ドル/室内ハードコート)のシングルス決勝で、第4シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)が日本の大坂なおみ(日清食品)を6-4 6-4で倒し、USオープン優勝者が母国で優勝することを阻んだ。

 ニューヨークで行われたUSオープン決勝で、セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)に対して番狂わせを演じて優勝した大坂は、この決勝に先立ち一度もセットを落としていなかった。しかし、この試合では出だしから、プリスコバのビッグサーブにわずらわされていた。

 第2セットで2度目のサービスブレークを果たして5-4とリードしたプリスコバは、6本目のサービスエースを打ち込んで、キャリア11勝目となるタイトルをものにした。

 プリスコバはこの今季2度目のWTA大会決勝までの過程で、3試合の劇的なフルセットマッチを勝ち抜いていた。

「またも第3セットにいかなくてよかったわ」とプリスコバは言った。

「なおみは大会を通し、すごくいいプレーをしていたけど、今日は少し疲れていたように思う」

 大坂が第2セットの第9ゲームでダブルフォールトをおかし、プリスコバの2本目のブレークポイントをつかんだとき、彼女のフラストレーションは目に見えてわかった。20歳の大坂は、ラケットを地面に落とし、それから落ち着きを取り戻したが、状況を覆すにはやや遅すぎた。

 彼女がこの大会の決勝で敗れるのは、これで2度目だった。2年前の決勝で大坂は、カロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)に敗れていたのだ。今大会の第1シードだったウォズニアッキは、2回戦でカミラ・ジョルジ(イタリア)に敗れていた。

 偉業を達成したUSオープン後に日本に戻ってきて以来、大坂はコート内外でスポットライトを浴び続けていた。

 満員御礼のアリーナの観客たちの応援にも関わらず、大坂は挽回をはかることができなかった。彼女は26本のアンフォーストエラーをおかし、試合後には疲労困憊していたことを認めもした。

「文字通り、これまでの人生を通し、これほど疲れたことはなかったわ」と大坂は告白した。

「USオープン決勝でプレーし、それからここに帰ってきて、私はかなりよくやったと思う。だから、この経験から得られる何かがあるとしたら、私は自分を誇りに思う、ということよ」(C)AP(テニスマガジン)

※写真はカロリーナ・プリスコバ(チェコ)(撮影◎佐藤明)

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