ティームが約2年半ぶりのハードコート・タイトル [サンクトペテルブルク・オープン]

 ロシア・サンクトペテルブルクで開催された「サンクトペテルブルク・オープン」(ATP250/9月17~23日/賞金総額115 万1110ドル/室内ハードコート)のシングルス決勝で、第1シードのドミニク・ティーム(オーストリア)がマルティン・クーリザン(スロバキア)を6-3 6-1で下し、優勝を遂げた。

 ティームは、試合を通して自分のサービスゲームをすべてキープし、わずか1時間8分で勝負を決めて、今季3つ目となるタイトルを獲得した。

 パワフルなストロークを武器とするティームにとって、これはラファエル・ナダル(スペイン)に敗れたフレンチ・オープン決勝以来の優勝決定戦だった。

 世界ランキング8位のティームは、2016年2月のメキシコ・アカプルコ(ATP500)の決勝でバーナード・トミック(オーストラリア)を倒したとき以来、ハードコートの大会で優勝しておらず、ここ7度、戦った決勝のすべてがクレーコートでのものだった。

 一方、2012年にここサンクトペテルブルクで優勝していたクーリザンは、ツアーで決勝に至った際の全勝記録を失った。彼はこれまでにプレーした決勝のすべてに勝っており、その数「6度」は、ツアー最多記録とタイにあたるものだった。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はドミニク・ティーム(オーストリア)
SAINT PETERSBURG, RUSSIA - 2018/09/23: Dominic Thiem of Austria seen celebrating his victory in the St. Petersburg Open ATP tennis tournament final match in St.Petersburg, Russia. (Photo by Igor Russak/SOPA Images/LightRocket via Getty Images)

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