ワン・チャンが地元中国勢で初の4強入り [武漢オープン]

 中国・武漢で開催されている「武漢オープン」(WTAプレミア5/9月23~29日/賞金総額274万6000ドル/ハードコート)のシングルス準々決勝が行われ、第16シードのアシュリー・バーティ(オーストラリア)とワイルドカード(主催者推薦枠)で出場のワン・チャン(中国)がベスト4に進出した。

 昨年の準優勝者で勝ち残っている最後のシード選手であるバーティは、最後の5ゲームのうち4ゲームを取って、アナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)を6-2 5-7 6-4で倒した。一方のワンは、リオ五輪金メダリストで予選から勝ち上がったモニカ・プイグ(プエルトリコ)を6-3 6-1で退け、5年の歴史を持つこの大会で4強入りした最初の中国人プレーヤーとなった。

 バーティは今季進出した準々決勝で、5勝1敗の成績を誇っている。彼女が準々決勝で敗れたのは6月のイーストボーンのみで、最終的に優勝者となったカロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)に対するものだった。

 彼女は次に、アーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)と対戦する。サバレンカは2016年大会準優勝者のドミニカ・チブルコバ(スロバキア)を7-5 6-3で破って勝ち上がった。

 ワンはプイグのサーブを6度ブレークし、自らが直面した8つのブレークポイントのうち7本をセーブした。彼女は準決勝で、アネット・コンタベイト(エストニア)と対戦する。コンタベイトは、予選勝者のカテリーナ・シニアコバ(チェコ)を6-4 6-4で退けた。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はワン・チャン(中国)
WUHAN, CHINA - SEPTEMBER 27: Qiang Wang of China celebration winning against Monica Puig of Puerto Rico during 2018 Wuhan Open at Optics Valley International Tennis Center on September 27, 2018 in Wuhan, China. (Photo by Wang HE/Getty Images)

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