西岡良仁がベルダスコとの2度目の接戦を制し、ATPツアー初優勝に王手 [深圳オープン]

「深圳オープン」(ATP250/中国・深圳/9月24~30日/賞金総額76万300ドル/ハードコート)のシングルス準決勝で、西岡良仁(ミキハウス)が第5シードのフェルナンド・ベルダスコ(スペイン)との接戦を1-6 6-3 7-6(5)で制し、ATPツアー初優勝に王手をかけた。試合時間は2時間19分。

 ツアー大会で西岡が決勝に進出したのは、キャリア初となる。

 今大会に2年ぶりの出場となる西岡は、予選2試合を勝ち抜き本戦入り。前回プレーした2016年は、1回戦でトーマス・ファビアーノ(イタリア)に6-3 3-6 4-6で敗れていた。

 この結果で西岡は、ベルダスコとの対戦成績を1勝1敗のタイに追いついた。両者は5月にフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)の1回戦で初対戦しており、ベルダスコが6-7(4) 6-4 6-3 6-7(3) 7-5で勝っていた。

 今週の西岡は、1回戦でデニス・クドラ(アメリカ)を6-1 6-3で、2回戦で第6シードのデニス・シャポバロフ(カナダ)を7-6(5) 3-6 7-5で、準々決勝ではキャメロン・ノリー(イギリス)を7-6(2) 6-2で破って4強入りを決めていた。

 西岡は決勝で、ピエール ユーグ・エルベール(フランス)と対戦する。エルベールは準決勝で、第7シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)を7-5 2-6 7-6(8)で下しての勝ち上がり。

※写真は西岡良仁(ミキハウス)
SHENZHEN, CHINA - SEPTEMBER 29: Yoshihito Nishioka of Japan competes in the semi-final match against Cameron Norrie of Great Britain on day 6 of the ATP Shenzhen Open tennis tournament at Longgang Sports Center on September 29, 2018 in Shenzhen, Guangdong Province of China. (Photo by VCG/VCG via Getty Images)

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