武漢オープン覇者のサバレンカがムグルッサを破り、ケルバー、大坂、ガルシアらと3回戦進出 [チャイナ・オープン]

 中国・北京で開催されている「チャイナ・オープン」(WTAプレミア・マンダトリー/9月29日~10月7日/賞金総額828万5274ドル/ハードコート)の女子シングルス2回戦で、ウインブルドン覇者のアンジェリック・ケルバー(ドイツ)が第1セットで2度にわたってリードを奪われながらそのつど巻き返し、カルラ・スアレス ナバロ(スペイン)を7-6(4) 6-1で下して3回戦に駒を進めた。

「第1セット、コートに影ができているコンディションはプレーしにくかったわ」と世界3位のケルバーは言った。

 前年覇者で第4シードのカロリーヌ・ガルシア(フランス)はポロナ・ヘルツォグ(スロベニア)を7-6(2) 6-3で破り、またもかなり苦労した末に3回戦への切符を手に入れた。ガルシアは1回戦で、地元選手のワン・ヤファン(中国)に対し、フルセットの戦いを強いられていた。

 ガルシアは次のラウンドで、武漢オープン優勝者のアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)と対戦する。サバレンカは3度目のマッチポイントものにして、第14シードのガルビネ・ムグルッサ(スペイン)を7-5 6-4で倒した。

 第8シードの大坂なおみ(日清食品)はダニエル・コリンズ(アメリカ)を6-1 6-0で倒し、キャリア初となるトップ8による「WTAファイナルズ」への出場権獲得を祝った。大坂は試合の最初のゲームでサービスをブレークされたが、続く12ゲームを連取した。

 彼女は準々決勝進出をかけて、第10シードのユリア・ゲルゲス(ドイツ)と対決する。

 また、ワン・チャン(中国)は第12シードのエレナ・オスタペンコ(ラトビア)に6-0 6-0で完封勝ちした。オスタペンコは、左腕の故障のため苦しんでいた。

 第9シードのスローン・スティーブンス(アメリカ)はジェン・サイサイ(中国)を6-1 6-3で下し、今大会2回目となる3回戦進出を決めた。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)
BEIJING, CHINA - OCTOBER 02: Aryna Sabalenka of Belarus takes selfie with her fans after women's singles second round against Garbine Muguruza of Spain on day four of 2018 China Open at the China National Tennis Centre on October 2, 2018 in Beijing, China. (Photo by Lintao Zhang/Getty Images)

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