ジョルジがアレクサンドロワを下してキャリア2度目のツアー優勝 [オーバーエスターライヒ・レディース・リンツ]

「オーバーエスターライヒ・レディース・リンツ」(WTAインターナショナル/オーストリア・リンツ/10月8~14日/賞金総額25万ドル/室内ハードコート)のシングルス決勝で、第5シードのカミラ・ジョルジ(イタリア)が予選から勝ち上がってきたエカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)を6-3 6-1で破り、優勝を果たした。試合時間は59分。

 今大会に2年ぶり5度目の出場となった26歳のジョルジは、2014年の準優勝がこれまでの最高成績だった。前回の決勝では、カロリーナ・プリスコバ(チェコ)に7-6(4) 3-6 6-7(4)で敗れていた。

 WTAツアーでジョルジがタイトルを獲得したのは、2015年6月のスヘルトーヘンボス(WTAインターナショナル/グラスコート)以来でキャリア2勝目となる。

 この結果でジョルジは、アレクサンドロワとの対戦成績を2勝0敗とした。両者は2016年4月にカトヴィツェ(WTAインターナショナル/室内ハードコート)の2回戦で初対戦しており、ジョルジが4-6 6-2 6-4で勝っていた。

 今大会でのジョルジは、1回戦でポリーヌ・パルモンティエ(フランス)を6-3 7-6(4)で、2回戦で予選勝者のジル・タイヒマン(スイス)を7-6(2) 6-3で、準々決勝でマルガリータ・ガスパリアン(ロシア)を6-3 3-6 6-2で、準決勝ではアリソン・バン ウィトバンク(ベルギー)を6-3 6-4で下して決勝進出を決めていた。

 WTA125Kシリーズでの1勝を含むツアー下部大会で8勝を挙げている23歳のアレクサンドロワは、9月のソウル(WTAインターナショナル/ハードコート)でのベスト8がこれまでのツアーでの最高成績だった。

 ダブルス決勝も行われ、第3シードのキルステン・フリプケンス(ベルギー)/ヨハンナ・ラーション(スウェーデン)が第1シードのラケル・アトワー(アメリカ)/アンナ レナ・グロエネフェルト(ドイツ)を4-6 6-4 [10-5]で倒して大会を制した。

※写真は東レPPOでのカミラ・ジョルジ(イタリア)
TACHIKAWA, JAPAN - SEPTEMBER 20: Camila Giorgi of Italy plays a backhand against Caroline Wozniacki of Denmark in her Singles Round of 16 match on day four of the Toray Pan Pacific Open at Arena Tachikawa Tachihi on September 20, 2018 in Tachikawa, Tokyo, Japan. (Photo by Koji Watanabe/Getty Images)

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