トップ8によるエリート大会「BNP パリバ WTAファイナルズ・シンガポール」(WTAファイナルズ/10月21~28日/シンガポール・シンガポール/賞金総額700万ドル/室内ハードコート)の4日目はレッドグループのラウンドロビン(総当たり戦)第2戦が行われ、第1シードのアンジェリック・ケルバー(ドイツ)と第5シードのスローン・スティーブンス(アメリカ)がフルセットの勝利をおさめた。

 大会初出場となるスティーブンスは、第8シードのキキ・バーテンズ(オランダ)を7-6(4) 2-6 6-3で倒し、ラウンドロビンでの2勝目を挙げた。

 それに先立ちケルバーは、緊迫した状況下で精神的に耐え抜き、第3シードの大坂なおみ(日清食品)を6-4 5-7 6-4で下した。彼女は第1セット最終ゲームでの5本を含め、直面した18のブレークポイントのうち13本をセーブし、最後のサービスゲームをキープして試合を締めくくった。

 この結果、4人の選手全員が準決勝進出の可能性を手にすることになった。2勝を挙げたのはスティーブンスのみで、ケルバーとバーテンスは1勝1敗。大坂は0勝2敗だが、最終日に大坂がバーテンスに勝ち、ケルバーがスティーブンスに負けると1勝2敗が3人となるため、まだ皆にチャンスがあるということになる。

 スティーブンスは、もしストレートで勝っていればこの日に準決勝行きを決めるはずだったが、バーテンスが試合を午前0時過ぎまで引き延ばすことに成功した。

「もう皆の寝る時間を過ぎているのはわかっている。帰らないで観てくれてありがとう」とスティーブンスは観客にお礼を言った。

 ケルバーにはストレートで試合を終わらせるチャンスがあったが、第2セット5-4からの自分のサービスゲームをキープすることができなかった。第3セットでのケルバーは2度目のチャンスを無駄にせず、マッチポイントでは大坂がバックハンドのダウン・ザ・ラインをネットにかけて試合に終止符が打たれた。

 今年のUSオープン優勝者の大坂は、50本のアンフォーストエラーと42本のウィナーを記録した。対するケルバーは、アンフォーストエラー30本に対してウィナーは24本だった。

「この試合は、この前の試合の続きみたいに感じたわ。どちらの試合もいいサーブを打てていなかった、という意味で」と大坂は言った。

「私は世界最高の選手たちとプレーしているのだから、トップの調子で戦いたいと思っているのに、私はそこに至れていない。だから少し気落ちしているわ」(C)AP(テニスマガジン)

※写真は試合後のアンジェリック・ケルバー(ドイツ/右)と大坂なおみ(日清食品/左)
SINGAPORE - OCTOBER 24: Naomi Osaka of Japan shakes hands with Angelique Kerber of Germany after their women's singles match during day 4 of the BNP Paribas WTA Finals Singapore presented by SC Global at Singapore Sports Hub on October 24, 2018 in Singapore. (Photo by Matthew Stockman/Getty Images)

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