「エルステ・バンク・オープン」(ATP500/オーストリア・ウィーン/10月22~28日/賞金総額278万8570ユーロ/室内ハードコート)のシングルス決勝が行われ、ケビン・アンダーソン(南アフリカ)が今季2つ目のタイトルを獲得し、ATPファイナルズ出場権を確実にした。

 世界ランク8位で第2シードのアンダーソンは、第5シードの錦織圭(日清食品)を6-3 7-6(3)で下し、彼に9度連続となる決勝での黒星を手渡した。

 2月のニューヨークでも優勝し、ウインブルドン決勝に進出していたアンダーソンは、キャリア5度目のタイトルを獲得したが、ATP500という、より高いレベルの大会では初めてのものだった。

 彼は、トップ8によって競われるシーズン末のエリート大会「Nitto ATPファイナルズ」の出場権を獲得した6人目のプレーヤーとなり、ロンドンで、ラファエル・ナダル(スペイン)、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、ロジャー・フェデラー(スイス)、フアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)、アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)と合流することになった。

 これまで11度ツアーで優勝を遂げている錦織だが、2016年2月のメンフィス以来、優勝に恵まれていない。しかし、ここウィーンで今季3度目の決勝に至ったことにより、錦織がATPファイナルズの出場権を得る可能性は、大きく膨らむことになった。

 アンダーソンの強力なサービスは、勝負を分ける要因だった。彼はファーストサービスからのポイントの91%を取っており、この日に決めた13本のエースで、今週のサービスエースの総数を69本とした。

 第1セットの第4ゲームで、アンダーソンは6度のブレークポイントを使って3-1とリードを奪った。これが、この試合で唯一のサービスダウンとなった。

 アンダーソンは第2セット4-4で、もう一度ブレークを果たすための唯一のチャンスを逃したが、タイブレークでは迅速に3-0とリードし、最初のマッチポイントで勝利を決めた。

 錦織は、今年実現したアンダーソンとの2対戦の双方で敗れているが、ふたりの間での対戦成績では、変わらず5勝3敗とリードしている。(C)AP(テニスマガジン)

※写真は表彰式でのケビン・アンダーソン(南アフリカ)と錦織圭(日清食品)
VIENNA, AUSTRIA - OCTOBER 28: Kevin Anderson of South Africa celebrates with his trophy during the award ceremony on day seven of the Erste Bank Open 500 at Wiener Stadthalle on October 28, 2018 in Vienna, Austria. (Photo by Andrea Kareth /SEPA.Media /Getty Images)

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