錦織がナイトセッションでフェデラーとのラウンドロビン初戦に臨む [Nitto ATPファイナルズ]
トップ8によるエリート大会「Nitto ATPファイナルズ」(イギリス・ロンドン/11月11~18日/賞金総額850万ドル/室内ハードコート)に、日本の錦織圭(日清食品)が2年ぶりに出場する。
出場権獲得を争うレース・ランキングで9位だった錦織は、同4位のフアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)が膝の故障で棄権したため繰り上がりが決まった。その後、2位のラファエル・ナダル(スペイン)も腹筋の故障で欠場が決まり、10位のジョン・イズナー(アメリカ)が出場権を獲得した。
ATPファイナルズはATPツアー最終戦で、今季の成績上位8名(ダブルスは8組)のみで争われる大会。4人ずつのグループに分かれたラウンドロビンを行い、上位2名(ダブルスは2組)ずつが決勝トーナメントに進出する。
組み合わせ抽選はすでに終了しており、グループ・グーガ・クエルテンがノバク・ジョコビッチ(セルビア)、アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)、マリン・チリッチ(クロアチア)、イズナー、グループ・レイトン・ヒューイットにはロジャー・フェデラー(スイス)、ケビン・アンダーソン(南アフリカ)、ドミニク・ティーム(オーストリア)、錦織が入った。
ATPファイナルズに2年ぶり4度目の出場となる錦織は、2014年と16年のベスト4がこれまでの最高成績。前回プレーした2016年は、準決勝でノバク・ジョコビッチ(セルビア)に1-6 1-6で敗れていた。
今シーズンの錦織は、手首の故障から1月に復帰してチャレンジャー大会に2度出場。4月にモンテカルロ(ATP1000/クレーコート)で準優勝、その他マスターズ3大会で8強入り(ローマ、上海、パリ)、10月には東京とウィーン(ともにATP500/室内ハードコート)で準優勝を果たした。
グランドスラムでは、フレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)でベスト16、ウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)で初のベスト8、USオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)でベスト4の戦績を残した。
大会初日のシングルスは、グループ・レイトン・ヒューイットのラウンドロビン第1戦が行われる予定となっており、錦織はナイトセッションでフェデラーと対戦する。
※[ ]数字はシード順位
ラウンドロビン|シングルス
グループ・グーガ・クエルテン
ノバク・ジョコビッチ(セルビア)[1]、アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)[3]、マリン・チリッチ(クロアチア)[5]、ジョン・イズナー(アメリカ)[8]
■11月12日(月)
ノバク・ジョコビッチ(セルビア)[1] vs ジョン・イズナー(アメリカ)[8]
アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)[3] vs マリン・チリッチ(クロアチア)[5]
グループ・レイトン・ヒューイット
ロジャー・フェデラー(スイス)[2]、ケビン・アンダーソン(南アフリカ)[4]、ドミニク・ティーム(オーストリア)[6]、錦織圭(日本/日清食品)[7]
■11月11日(日)
ロジャー・フェデラー(スイス)[2] vs 錦織圭(日本/日清食品)[7]
ケビン・アンダーソン(南アフリカ)[4] vs ドミニク・ティーム(オーストリア)[6]
※写真は(右から)錦織、ジョコビッチ、ズベレフ、フェデラー、イズナー、アンダーソン、ティーム、チリッチ
LONDON, ENGLAND - NOVEMBER 09:(EXCLUSIVE COVERAGE) The eight singles players competing at the Nitto ATP Finals take the Jubilee line on the London Underground from North Greenwich station to Westminster station to attend the Nitto ATP Finals Official Launch presented by Moet & Chandon at London's iconic Houses of Parliament on November 9, 2018 in London, England. (L-R) Marin Cilic, Dominic Thiem, Kevin Anderson, John Isner, Roger Federer, Alexander Zverev, Novak Djokovic, Kei Nishikori. The tournament will be played 11-18 November at The O2. (Photo by Clive Brunskill/Getty Images)
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