錦織のラウンドロビン第2戦はアンダーソンが第1セットを先取 [Nitto ATPファイナルズ]

 トップ8によるエリート大会「Nitto ATPファイナルズ」(イギリス・ロンドン/11月11~18日/賞金総額850万ドル/室内ハードコート)のラウンドロビン(総当たり戦)の第2戦で、第7シードの錦織圭(日清食品)が第4シードのケビン・アンダーソン(南アフリカ)と対戦し、第1セットはアンダーソンが6-0で先取した。

 両者の過去の対戦成績は、6勝3敗で錦織がリード。今シーズンは3度対戦しており、2月のニューヨーク(ATP250/室内ハードコート)の準決勝と10月のウィーン(ATP500/室内ハードコート)の決勝はアンダーソンが2連勝、2週間前のパリ(ATP1000/室内ハードコート)の3回戦では錦織が6-4 6-4で勝っている。

 今大会に2年ぶり4度目の出場となる錦織は、2014年と16年のベスト4がこれまでの最高成績。前回プレーした2016年は、準決勝でノバク・ジョコビッチ(セルビア)に1-6 1-6で敗れていた。

 今シーズンの錦織は、手首の故障から1月に復帰してチャレンジャー大会に2度出場。4月にモンテカルロ(ATP1000/クレーコート)で準優勝、その他マスターズ3大会で8強入り(ローマ、上海、パリ)、10月には東京(ATP500/室内ハードコート)とウィーンで準優勝を果たした。

 グランドスラムでは、フレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)でベスト16、ウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)で初のベスト8、USオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)でベスト4の戦績を残した。

 ATPファイナルズはATPツアー最終戦で、今季の成績上位8名(ダブルスは8組)のみで争われる大会。4人ずつのグループに分かれたラウンドロビンを行い、上位2名(ダブルスは2組)ずつが決勝トーナメントに進出する。

※写真は錦織圭(日清食品)
LONDON, ENGLAND - NOVEMBER 13: Kei Nishikori of Japan enters the court proir to his singles round robin match against Kevin Anderson of South Africa during Day Three of the Nitto ATP World Tour Finals at The O2 Arena on November 13, 2018 in London, England. (Photo by Julian Finney/Getty Images)

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