ビッグ3が年末ランキングで1、2、3位になった。最後にこれが起きたのは、2014年のことだ。

 月曜日に、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)が世界1位、ラファエル・ナダル(スペイン)が2位、ロジャー・フェデラー(スイス)が3位となり、テニスの偉人のトリオが、シーズン末のATPランキングでトップ3を占めた。この3人がトップ3を占めたのは、史上7度目のことだ。

 しかし、この3人のみなが、同じ年のある一時期に世界1位となったのは、初めてのことだった。7度、1位が入れ替わったのは、8度の入れ替えがあった1999年以来となる。ジョコビッチがウインブルドンとUSオープンで優勝し、フェデラーがオーストラリアン・オープン、ナダルはフレンチ・オープンでタイトルを獲得した。

 彼らは2007年から2011年、そして2004年にも、トップ3の座を3人の中で分け合った。ジョコビッチにとっては2011年、2012年、2014年、2015年に続く、5度目の年末世界1位となる。彼よりも多くの回数を年末世界1位になったのは、6度成功しているピート・サンプラス(アメリカ)だけだ。

 31歳のジョコビッチは、また、同じ年の間に一度はトップ20以下に落ちながら、最終的に年末1位になった選手の中で最年長だった。それから、前年の終わりにトップ10外に落ちながら(彼は2017年末に12位だった)、翌年の終わりに世界1位に至った選手としても最年長となる。

 シモナ・ハレプ(ルーマニア)は、2年連続でWTAのシーズン末ランキングを世界1位で終えた。彼女はこの座を、1ヵ月以上前に確定させていた。

 女子の世界2位は、アンジェリック・ケルバー(ドイツ)で、カロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)、エリナ・スビトリーナ(ウクライナ)、大坂なおみ(日清食品)がこれに続いている。

 ジョコビッチは、3週間前にナダルを追い越した。ナダルは右膝の痛みのため、フアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)に対するUSオープン準決勝で途中棄権して以来、どの大会にも出場していない。ナダルは今月、右足首に関節鏡による手術を受けていた。

 ナダルは、10回にわたりシーズンを世界1位か2位で終えており、彼よりも多いのは11回のフェデラーだけだ。

 一方のフェデラーは、14度にわたって年末ランキングをトップ3で終えており、これは史上最多となる。37歳のフェデラーは、グランドスラム大会で20度優勝しており、これも男子プレーヤーとしては最多だ。これにナダルが17度、ジョコビッチとサンプラスが14度で続いている。

 2018年ATP年末ランキング・トップ10のそのほかの顔ぶれは、次の通りだ。4位アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)、5位デル ポトロ、6位ケビン・アンダーソン(南アフリカ)、7位マリン・チリッチ(クロアチア)、8位ドミニク・ティーム(オーストリア)、9位錦織圭(日清食品)、10位ジョン・イズナー(アメリカ)。

 デル ポトロがUSオープンで、アンダーソンがウインブルドンで、チリッチがオーストラリアン・オープンで、ティームはフレンチ・オープンで、それぞれ準優勝していた。

 アンダーソンもイズナーも、これまで一度もトップ10で年を終えたことはなかった。

 その一方でデル ポトロは、トップ10に2013年以来の帰還を果たした。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はテニスの“ビッグ3”、左からノバク・ジョコビッチ(セルビア)、ラファエル・ナダル(スペイン)、ロジャー・フェデラー(スイス)


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