ナダルが手術を経て、自信を胸にオーストラリアン・オープンを見据える

 ラファエル・ナダル(スペイン)は18勝目となるグランドスラム・タイトルを追う中、オーストラリアン・オープンに間に合うタイミングで体調を整えられると信じている。

 32歳のナダルは9月初頭、右膝の故障のためにUSオープン準決勝を途中棄権することを余儀なくされた。これが彼にとって今季最後の公式戦となり、そのあと11月初頭に足首の手術を受けた。

 アラブ首長国連邦・アブダビで開催される「ムバダラ・ワールド・テニス選手権」(12月27~29日/ハードコート)に先立ち、現在のフィットネスレベルは10点満点でどのくらいかと聞かれたナダルは、こう答えた。

「わからない。僕はあまり数字での表現が得意な方じゃないんだ。僕は2週間ほど前にプレーを再開し、前進のための小さなステップを踏んだところだ。僕はただ、後退することなく、間違いなく前に進んでいけるよう注意している。メルボルンで100%になれるよう、準備を整えるための時間があることはわかっている」

 オーストラリアン・オープンは、年明けの1月14日からスタートする。

 6月のフレンチ・オープンで17度目のグランドスラム優勝を果たしたナダルは、自分の体調の回復具合をうれしく思っているが、「もちろん、大会で自分の力を証明する必要がある。ここでプレーすることが、その最初の一歩を踏み出す助けになるよう願っている」とコメントした。

 このエキシビション大会には、右肘の故障のため2月に手術を受け、その後見事な復帰を果たしたノバク・ジョコビッチ(セルビア)も出場する。

「非常にエキサイティングな12ヵ月だった。昨年のここで、僕はまだ結果的に手術することになった肘の故障を抱えていた」とジョコビッチは振り返った。

「今季(に起きた出来事)は僕に、テニスプレーヤーとして、そして人間としての自分について、多くのことを教えてくれた。僕はそのことに感謝している。僕は自分に有利な方向に形勢を逆転させるために大いに奮闘し、暗中模索しなければならなかった」

 今季、ウインブルドンとUSオープンで優勝し、グランドスラム大会でのタイトル数を「14」に伸ばしたジョコビッチは、自分の目標は変わったことを明かした。

「僕はもはや自分が、おそらく5年ほど前までやっていたように、ただ成功を収めることを目的としてテニスコート上での成功を優先させているとは感じていない」とジョコビッチは心境の変化について語った。

「僕にとって、今やテニスは他のことのためのプラットフォームなんだ。僕が分かち合いたいと思う価値観、若い世代に送りたいと願うメッセージのためのものになりつつある」(C)AP(テニスマガジン)

※写真はパリ・マスターズの練習コートでのラファエル・ナダル(スペイン)
PARIS, FRANCE - OCTOBER 27: Rafael Nadal of Spain during practice ahead of the Rolex Paris Masters at AccorHotels Arena on October 27, 2018 in Paris, France. (Photo by Justin Setterfield/Getty Images)

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