マレーが故障からの復帰戦に勝利「できるかぎり楽しもうと努めている」 [ブリスベン国際]

 アンディ・マレー(イギリス)には、自分の最新のカムバックがどのくらい長くもつのか、わかっていなかった。それゆえに彼は、それを最大限に活用しようと考えている。

「ブリスベン国際」(ATP250/オーストラリア・ブリスベン/12月31日~1月6日/賞金総額58万9680ドル/ハードコート)の男子シングルス1回戦で、31歳のマレーは2018年9月以来となる競技復帰を果たし、ワイルドカード(主催者推薦枠)のジェームズ・ダックワース(オーストラリア)に対する6-3 6-4での勝ち試合で最後の4ゲームを取って、少しずつエンジンをかけ始めている。

「本当につらい日々だった。18ヵ月、多くのアップダウンがあった。コートに戻ってふたたび戦い始めること自体が、容易ではなかった」とマレーはコメントした。

 彼はポイント間に目に見えて足を引きずっていたが、ラリーの間には彼を煩わせてきた右腰からくるストレスのサインは、あまり見せなかった。

「できるかぎり楽しもうと努めている」

 ブリスベンで2度優勝した経験を持つマレーは、試合後のインタビューで観客たちに言った。

「どのくらい長くもつのか、わからないからね」

 試合の出だしの彼は、やや固く、さび付いているように見えたが、それでもダックワースのスライスのショートボールやドロップショットに追いついて見せ、コート中を問題なく動き回り、重要なポイントで2度、守備的な体勢からフォアハンドのウィナーを放った。

 マレーは慢性的な痛みに対処しつつプレーしているが、試合中、それがショットを打つことや、動きにダメージを与えることはなかったという。

「かなり奇妙なことに、実際、歩くということが、コート上で僕がやる動きよりもつらいんだ。おかしなことだが、ときにそれは、僕にとってフラストレーションとなる。足を引きずって歩くのは好きじゃないからね」と彼は説明した。

「ビデオで自分が足を引きずって歩いているのを見ると、気が滅入るよ。アスリートとして、もっときびきび歩くべきだと感じるから。慣れるのに、ちょっと時間が必要なことだ」

 グランドスラム大会で3度優勝し、オーストラリアン・オープンで5度決勝に進出したマレーは、2018年シーズンにランキングを240位に落とし、ここブリスベンではプロテクト・ランキング(ケガにより6ヵ月以上戦列を離れた選手に対する救済処置)を使ってプレーしている。

 2018年、彼は1月に右腰に手術を受けたあと12試合をプレーし、7勝5敗という成績に終わっていた。彼はまた右足首の故障のため、シーズン最後の5週間を棒に振っていた。

 世界2位のラファエル・ナダル(スペイン)は9月以来の試合を、木曜日の2回戦でジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)に対してプレーすることになっている。ツォンガは1回戦で、タナシ・コキナキス(オーストラリア)を7-6(6) 6-4で下して勝ち上がった。

 ニック・キリオス(オーストラリア)は昨年大会の決勝の再現となったライアン・ハリソン(アメリカ)に対する試合で7-6(5) 5-7 7-6(5)で競り勝つのに、45本のサービスエースと5つのマッチポイントを必要とした。

 デニス・クドラ(アメリカ)は同胞のテイラー・フリッツ(アメリカ)を7-6(5) 6-7(2) 6-4で下し、第2シードの錦織圭(日清食品)の待つ2回戦へと駒を進めた。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はアンディ・マレー(イギリス)
BRISBANE, AUSTRALIA - JANUARY 01: Andy Murray of Great Britain celebrates winning a game in his match against James Duckworth of Australia during day three of the 2019 Brisbane International at Pat Rafter Arena on January 01, 2019 in Brisbane, Australia. (Photo by Albert Perez/Getty Images)

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