ラファエル・ナダル(スペイン)は、2019年の長い道のりを少しずつ進んでいきたいと考えている。

 ブリスベンで、昨年9月にUSオープンを途中棄権して以来の公式戦をプレーする準備をしているナダルは、故障によって中断されたシーズンから、今年に役立たせ得るポジティブなものを見つけ出した。

「コートに立つすべての週に、自分に戦う力があると感じたい。生きていると感じさせてくれるもの、モティベーションを与えてくれるもののために、戦い続けたい」とナダルは火曜日にブリスベン国際での記者会見の際にコメントした。

 これは、彼が毎週プレーしたいと思っている、という意味ではない。彼が出場大会を、より厳選するつもりであるということなのだ。

 2018年の成績に基づけば――彼は9大会に出場し、そのうち2大会で途中棄権したが、それでも5つのタイトルを獲り、45勝4敗の成績を謳歌した――32歳のナダルは、体が万全のときには傑出した成功率を誇っていた。

 そんなわけで、世界1位の座を取り戻すことは、「17」のグランドスラム・タイトルにもう一つを加えることに比べれば、ずっと優先順位が低いということになる。

「僕はナンバー2よりナンバーワンのほうがいいし、ナンバー5よりナンバー2のほうがいい。それは明らかだ」と彼は言った。

「でも僕のゴールは、体の健康を保ち、幸福でい続け、できる限り長いことプレーするよう努めることなんだ」

 ナダルは、木曜日に予定されているブリスベン国際の2回戦で、ジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)とプレーする。ツォンガはタナシ・コキナキス(オーストラリア)に7-6(6) 6-4で競り勝った。

 ナダルは、ポジティブなフィーリングを手にコートに立つつもりだが、それは体の状態が万全だと感じた場合に限る、と言った。オーストラリアン・オープンは1月14日にスタートする。

「手術のあとに、僕は後退したくない。前に向かって進んでいきたいんだ」と彼は言う。

「故障という面で、昨年通り抜けた苦しみのあと、僕は、100%の体調でないのにプレーする、ということに関し、間違いをおかしたくない」

 右膝の故障のため、USオープン準決勝を途中棄権することを強いられたナダルは、11月初めに足首に手術を受けていた。彼は故障のため、昨シーズンのかなりの部分を棒に振ったが、体が自分を裏切ったとは思っていないと言う。

「僕は心から、自分はキャリアを通してテニスをプレーし続けるのだと信じており、自分の体が毎年悪くなっていくわけではない、と感じている」と彼は言った。

 彼によれば、故障は「ただときどき起こるもの」だ。しかし彼はまた、昨シーズンのような形で苦しみたくはない、という思いも明らかにした。

「ああいったことは、精神的にひどいダメージを与える」と彼は言った。

 その結果、彼は以前よりもずっと、フィジカル的コンディションに気を配り続けることになる。そして2018年は、彼の基準となるのだ。

「僕はプレーした9大会のうち、5大会で優勝した」と彼は言った。

「コートに立つたび、テニスのレベルは素晴らしかった。それはすごくいいニュースだ。僕は(高いレベルのプレーを)大いに楽しんだ。自分にとって驚くべきこと、素晴らしいことをやってのけた。だから、故障という意味では厳しい年だったが、テニスのレベルという面では、コートに出るチャンスを手にするたびに楽しめた、素晴らしい年でもあった」(C)AP(テニスマガジン)

※写真はラファエル・ナダル(スペイン)
BRISBANE, AUSTRALIA - DECEMBER 31: Rafael Nadal of Spain in action during a practice session during day two of the 2019 Brisbane International at the Queensland Tennis Centre on December 31, 2018 in Brisbane, Australia. (Photo by Albert Perez/Getty Images)

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