オーストラリア・ブリスベンで開催されている「ブリスベン国際」(ATP250/12月31日~1月6日/賞金総額58万9680ドル/ハードコート)の男子シングルス準々決勝で、第2シードの錦織圭(日清食品)は2017年大会優勝者で第6シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)に対し、苦境から抜け出して勝利への道を切り開いた。第2セットで先にブレークを許した錦織だが、最後の7ゲームのうち6ゲームを取って、7-5 7-5で勝利をつかんだ。

 この試合に先立ち、やはりパット・ラフター・アリーナで行われた試合で、日本の大坂なおみ(日清食品)も勝利をおさめ、ともに第2シードのふたりの日本人が準決勝に駒を進めることになった。

 2014年USオープン決勝進出後に世界4位に至り、史上もっともランキングが高いアジア人男子プレーヤーとなった錦織は、2017年の今大会決勝でディミトロフに敗れていた。もっとも錦織が、これでディミトロフとの対戦成績を5勝1敗としたことを考えれば、それはいまのところ1回限りの敗戦だ。

「トップ5に戻ろうと努めている。それが僕の次のゴールだ」と錦織は言った。

「僕は(昨年)すごくいいテニスをしていた。そして今、今週にも、ふたたびそれをやっていると思う」

 彼は次の準決勝で、ジェレミー・シャルディ(フランス)と対戦する。シャルディは、予選から勝ち上がった日本の内山靖崇(北日本物産)に6-4 3-6 7-6(4)で競り勝ち、準決勝に一番乗りしていた。

 ジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)は水曜日に左腿の筋肉の問題で棄権を決めた第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)に対する2回戦を避けられたため、おそらく予想していたよりも容易に準々決勝に至ることができた。ツォンガは、世界ランク77位のダニエル太郎(エイブル)を7-6(5) 6-3で下した。ダニエルは予選決勝で敗れていたが、ナダルが棄権したため本戦入りを果たしたラッキールーザーだった。

「チャレンジャーから、勝つことを期待される立場に移行するというのは、逆に容易なことではないんだ」と2008年オーストラリアン・オープン準優勝のツォンガは、対戦相手が急に変わったことについて言った。

 ツォンガは昨年4月に膝の手術を受けたあと、2018年の大部分を棒に振っており、彼がエリートレベルの大会において2試合連続で勝ったのは、ほぼ1年ぶりのことだった。(C)AP(テニスマガジン)

※写真は錦織圭(日清食品)
BRISBANE, AUSTRALIA - JANUARY 03: Kei Nishikori of Japan celebrates winning his match against Grigor Dimitrov during day five of the 2019 Brisbane International at Pat Rafter Arena on January 03, 2019 in Brisbane, Australia. (Photo by Chris Hyde/Getty Images)


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