錦織がシャルディを退け大会初優勝に王手 [ブリスベン国際]

 2019年シーズン開幕戦のひとつとなる「ブリスベン国際」(ATP250/オーストラリア・ブリスベン/12月31日~1月6日/賞金総額58万9680ドル/ハードコート)の男子シングルス準決勝で、第2シードの錦織圭(日清食品)がジェレミー・シャルディ(フランス)を6-2 6-2で下し、決勝進出を果たした。試合時間は1時間6分。

 ATPツアーで錦織が決勝に進出したのは、昨年10月のウィーン(ATP500/室内ハードコート)以来で通算26回目となる。

 今大会に2年ぶり8度目の出場となる錦織は、前回プレーした2017年に自己最高の準優勝。そのときの決勝では、グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)に2-6 6-2 3-6で敗れていた。

 今週の錦織は、初戦となった2回戦でデニス・クドラ(アメリカ)を7-5 6-2で、準々決勝では第6シードのディミトロフを7-5 7-5で破って4強入りを決めていた。

 この結果で錦織は、シャルディとの対戦成績を7勝2敗とした。前回の対戦は2017年6月のフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)の2回戦で、錦織が6-3 6-0 7-6(5)で勝っていた。

 錦織は決勝で、第4シードのダニール・メドベデフ(ロシア)とジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)の勝者と対戦する。

※写真は錦織圭(日清食品)
BRISBANE, AUSTRALIA - JANUARY 05: Kei Nishikori of Japan plays a backhand in his semi final match against Jeremy Chardy of France during day seven of the 2019 Brisbane International at Pat Rafter Arena on January 05, 2019 in Brisbane, Australia. (Photo by Bradley Kanaris/Getty Images)

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