「ASBクラシック」(ATP250/ニュージーランド・オークランド/1月7~12日/賞金総額58万9680ドル/ハードコート)の男子シングルス準決勝で、テニス・サングレン(アメリカ)がフィリップ・コールシュライバー(ドイツ)を6-4 6-2で倒し、キャリア最高の調子でオーストラリアン・オープンに向かおうとしている。

 サングレンは、オークランド元優勝者のコールシュライバーを下すことで、昨年4月のUS男子クレーコート選手権以来となるキャリア2度目のATPツアー決勝に臨むことになった。

 土曜日の決勝で、彼はワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したキャメロン・ノリー(イギリス)と対戦することになる。ノリ―はヤン レナード・ストルフ(ドイツ)に7-5 4-6 6-3で競り勝ち、ツアーのシングルスで初の決勝進出を決めた。

 サングレンは昨年、このオークランドのハードコート大会を、彼にとって最高のグランドスラム大会でのパフォーマンスのための踏切台として利用した。昨年の彼はASBクラシックで2回戦負けしたあと、オーストラリアン・オープンで準々決勝に進出したのだ。

 彼は、2008年のオークランドで優勝し、2013年にも準優勝していたコールシュライバーに対する金曜日の試合を通して常に優勢を保っていた。

 双方のセットを通して2ポイントを除いてファーストサーブからのポイントをすべて取ったことが見せるように、サングレンは自分のサービスゲームを大いに頼みとしていた。彼は最初、グラウンドストロークでやや先を急ぎ、最初の4ゲームで9本ものアンフォーストエラーを犯した。しかし、ひとたび落ち着くと、彼はすべてのボールを追って走り回った。

 コールシュライバーは、ドロップショットや繊細なアングルショットなどでサングレンの勢いを乱そうと試みた。しかし、サングレンはすべてに追いつき、深い位置からも、ネット際からも、ウィナーを叩き込んだ。

 彼が第2セットの第3ゲームでコールシュライバーのサービスゲームをブレークしたときに、それはもっとも際立った。彼はまず、届かないかに見えたドロップショットに追いついて返し、それからコートの遠い角に落ちるロブでポイントを終わらせた。

「基本的に、僕はただ目を閉じてラケットを振り、それで多くのボールが入ったのさ。だからよかったよ」とサングレンはジョークを飛ばした。

「ここ1ヵ月半に渡ってつぎ込んできたハードワークが実を結ぶのを目にできて、うれしいよ」

「フィリップは優れた選手だ。前回対戦したとき、彼はある意味で僕の調子をよくさせてくれたんだ。自分が上達し、よりよくなってきつつあるのかもしれないと感じられるっていうのは、いいものだね」

 南アフリカで生まれてイギリス国籍でプレーしているノリーは、オークランドで育ち、この街を故郷とみなしている。

 彼は、自分のサービスゲームで非常に強くあり続け、そのことが第3セットで双方の選手が見るからに疲労し始めていたときに彼を助けることになった。特にストルフは、これに先立つ準々決勝で長いフルセットマッチをプレーしていたのだ、

 ノリーはストルフよりも9本多い18本のサービスエースを決め、このことが彼に価値ある優位性を与えた。

「第2セットでの僕は、少し圧倒されていたが、『育った町のこのコートでプレーしているなんて、すごく名誉なことだ』と考え、ただただすべてのポイントで身を粉にして戦い、全力を尽くすようにした。そうやって最終的に困難から抜け出し、勝つことができたんだよ」(C)AP(テニスマガジン)

※写真はテニス・サングレン(アメリカ)
AUCKLAND, NEW ZEALAND - JANUARY 11: Tennys Sandgren of USA plays a backhand during his semi final match against Philipp Kohlschreiber of Germany during the 2019 ASB Classic at the ASB Tennis Centre on January 11, 2019 in Auckland, New Zealand. (Photo by Hannah Peters/Getty Images)

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