19歳デミノーが母国でATPツアー初優勝「本当に特別なこと」 [シドニー国際]

「シドニー国際」(ATP250/オーストラリア・シドニー/1月6~12日/賞金総額58万9680ドル/ハードコート)の男子シングルス決勝で、第5シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)が第8シードのアンドレアス・セッピ(イタリア)を7-5 7-6(5)で倒し、ATPツアー初優勝を飾った。

 同日の昼に雨で延期された準決勝を戦い、第4シードのジル・シモン(フランス)を6-3 6-2で倒していたデミノーにとって、これはこの日2度目の勝利だった。

 この結果で19歳のデミノーは、レイトン・ヒューイット(オーストラリア)以来もっとも若いシドニー優勝者となった。ヒューイットもまた2001年に19歳でシドニー初優勝を遂げており、誕生日がデミノーより7日だけ遅かったため、最年少のステータスをキープした。

 昨年のシドニーでも決勝に勝ち進み、ダニール・メドベデフ(ロシア)に敗れて準優勝に終わっていたデミノーは、優勝を決めたあと、「信じられないよ。僕が最初のタイトルを獲るのに、これよりいい場所は思い浮かばない」とコメントした。

「いくつかの決勝を戦ってきたけど、僕に有利な展開にならなかったから、これまでは厳しかった。ついにさらなるもう一歩を踏み、最初のタイトルをつかむことができた――そしてそれを育ったコートの上、家族や友達の目の前でできたというのは、本当に特別なことだよ。これは間違いなく、永遠に記憶に刻まれるだろう思い出だ」

 ダブルス決勝も行われ、第2シードのジェイミー・マレー(イギリス)/ブルーノ・ソアレス(ブラジル)が第1シードのフアン セバスチャン・カバル/ロベルト・ファラ(ともにコロンビア)を6-4 6-3で下して大会を制した。(C)AP(テニスマガジン)

男子ダブルス優勝のジェイミー・マレー(イギリス/左)とブルーノ・ソアレス(ブラジル/右)
SYDNEY, AUSTRALIA - JANUARY 12: Jamie Murray of Great Britain and Bruno Soares of Brazil pose with the trophies after victory in their Mens Doubles Final match against Juan Sebastian Cabal of Columbia and Robert Farah of Columbia during day seven of the 2019 Sydney International at Sydney Olympic Park Tennis Centre on January 12, 2019 in Sydney, Australia. (Photo by Brett Hemmings/Getty Images)

※トップ写真はアレックス・デミノー(オーストラリア)
SYDNEY, AUSTRALIA - JANUARY 12: Alex De Minaur of Australia celebrates winning the Mens Singles Final against Andreas Seppi of Italy during day seven of the 2019 Sydney International at Sydney Olympic Park Tennis Centre on January 12, 2019 in Sydney, Australia. (Photo by Jason McCawley/Getty Images)

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