2019-01-17

記録

2008年決勝カードの2回戦はジョコビッチがツォンガに勝利 [オーストラリアン・オープン]

 今年最初のグランドスラム「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・メルボルン/本戦1月14~27日/ハードコート)の男子シングルス2回戦で、第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)がジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)を6-3 7-5 6-4で下し、3回戦に進出した。試合時間は2時間4分。

 全豪に15年連続出場となる31歳のジョコビッチは、これまでに6度の優勝(2008年、11~13年、15~16年)を飾っている。昨年は4回戦で、チョン・ヒョン(韓国)に6-7(4) 5-7 6-7(3)で敗れていた。

 この結果でジョコビッチは、ツォンガとの対戦成績を17勝6敗とした。膝の故障の影響でランキングを177位まで落として今大会にワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したツォンガは、ジョコビッチが初めてグランドスラムを制した2008年全豪の決勝で倒した相手だった。

 ジョコビッチは3回戦で、日本のダニエル太郎(エイブル)を6-3 7-6(2) 6-3で破って勝ち上がった第25シードのデニス・シャポバロフ(カナダ)と対戦する。

 また、ワイルドカードで出場した2人の地元勢が、ともにシード選手を倒す番狂わせを演じた。アレックス・ボルト(オーストラリア)が第29シードのジル・シモン(フランス)を2-6 6-4 4-6 7-6(8) 6-4で退け、アレクセイ・ポプリン(オーストラリア)は第7シードのドミニク・ティーム(オーストリア)が第3セット途中でリタイアしたため3回戦進出を決めている。

 そのほかの試合では、第4シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)、第15シードのダニール・メドべデフ(ロシア)、第21シードのダビド・ゴファン(ベルギー)、第28シードのルカ・プイユ(フランス)が2回戦を突破した。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Ret.は途中棄権

男子シングルス2回戦|主な試合結果

○1ノバク・ジョコビッチ(セルビア)[1] 6-3 7-5 6-4 ●3ジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)[WC]

○8デニス・シャポバロフ(カナダ)[25] 6-3 7-6(2) 6-3 ●5ダニエル太郎(日本/エイブル)

○9ダビド・ゴファン(ベルギー)[21] 5-7 7-5 6-2 6-4 ●12マリウス・コピル(ルーマニア)

○16ダニール・メドべデフ(ロシア)[15] 6-3 6-3 6-3 ●14ライアン・ハリソン(アメリカ)

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○33アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)[4] 7-6(5) 6-4 5-7 6-7(6) 6-1 ●35ジェレミー・シャルディ(フランス)

○37アレックス・ボルト(オーストラリア)[WC] 2-6 6-4 4-6 7-6(8) 6-4 ●40ジル・シモン(フランス)[29]

○57ルカ・プイユ(フランス)[28] 7-6(8) 7-6(8) 5-7 6-4 ●59マクミリアン・マルテレル(ドイツ)

○61アレクセイ・ポプリン(オーストラリア)[WC] 7-5 6-4 2-0 Ret. ●64ドミニク・ティーム(オーストリア)[7]

※写真は2回戦で対戦したノバク・ジョコビッチ(セルビア/右)とジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス/左)
MELBOURNE, AUSTRALIA - JANUARY 17: Novak Djokovic of Serbia is congratulated by Jo-Wilfried Tsonga of France after winning their match during his second round match against Jo-Wilfried Tsonga of France during day four of the 2019 Australian Open at Melbourne Park on January 17, 2019 in Melbourne, Australia. (Photo by Quinn Rooney/Getty Images)

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