Next Gen2代目王者チチパスがバウティスタ アグートを倒してベスト4進出 [オーストラリアン・オープン]

 今年最初のグランドスラム「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・メルボルン/本戦1月14~27日/ハードコート)の男子シングルス準々決勝で、第14シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)が第22シードのロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)を7-5 4-6 6-4 7-6(2)で下し、ベスト4進出を果たした。試合時間は3時間15分。

 前年の21歳以下トップ8対決「Next Gen ATPファイナルズ」(イタリア・ミラノ/室内ハードコート)の優勝者が4強に勝ち進んだのは、昨年のチョン・ヒョン(韓国)に続いて2度目となる。

 全豪に2年連続出場となる20歳のチチパスは、これまでベスト16が最高だったグランドスラムでの自己ベストをさらに更新。昨年は1回戦で、デニス・シャポバロフ(カナダ)に1-6 3-6 6-7(5)で敗れていた。

 両者は今回が初対戦。開幕戦のドーハ(ATP250/ハードコート)で優勝していた30歳のバウティスタ アグートは、今季続いていた連勝が「9」でストップした。全豪では1回戦で今季限りで引退する意向を表明した元世界ナンバーワンのアンディ・マレー(イギリス)、4回戦では前年の準優勝者で第6シードのマリン・チリッチ(クロアチア)を倒し、グランドスラムで初めて準々決勝にたどり着いていた。

 今大会でのチチパスは、1回戦でマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)を6-7(3) 6-4 6-3 7-6(4)で、2回戦で予選勝者のビクトル・トロイツキ(セルビア)を6-3 2-6 6-2 7-5で、3回戦で第19シードのニコラス・バシラシビリ(ジョージア)を6-3 3-6 7-6(7) 6-4で、4回戦では大会2連覇中だった第3シードのロジャー・フェデラー(スイス)を6-7(11) 7-6(3) 7-5 7-6(5)で破って8強入りを決めていた。

 チチパスは準決勝で、第2シードのラファエル・ナダル(スペイン)とフランシス・ティアフォー(アメリカ)の勝者と対戦する。

※写真はステファノス・チチパス(ギリシャ)
MELBOURNE, AUSTRALIA - JANUARY 22: Stefanos Tsitsipas of Greece celebrates winning match point in his quarter final match against Roberto Bautista Agut of Spain during day nine of the 2019 Australian Open at Melbourne Park on January 22, 2019 in Melbourne, Australia. (Photo by Cameron Spencer/Getty Images)

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

Pick up

Ranking of articles