カポッチ/上地結衣のグランドスラム初戦は第1シードに敗退 [オーストラリアン・オープン・車いすの部]

 今年最初のグランドスラム「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・メルボルン/本戦1月14~27日/ハードコート)の車いすの部の女子ダブルス1回戦で、ジウリア・カポッチ(イタリア)/上地結衣(エイベックス)は第1シードのディーダ・デ グロート/アニーク・ファンクォト(ともにオランダ)に2-6 0-6で敗れた。試合時間は48分。

 カポッチと上地は、今大会が3度目のダブルス出場。以前に組んだ2017年7月のベルリン(ITF2シリーズ/クレーコート)と昨年5月の飯塚(ITFスーパーシリーズ/ハードコート)では、いずれもタイトルを獲得していた。

 デ グロート/ファンクォトは決勝で、第2シードのマジョレーン・バイス(オランダ)/サビーネ・エラルブロック(ドイツ)と対戦する。バイス/エラルブロックは1回戦で、クオザード・モンジェーヌ(南アフリカ)/ルーシー・シューカー(イギリス)を2-6 6-1 [10-7]で下しての勝ち上がり。

 シングルスに第2シードで出場している上地は前日に決勝進出を決めており、2年ぶり2度目のタイトルをかけて第1シードのデ グロートと対戦することになっている。

 車いすテニスは男女シングルス各8ドロー、男女ダブルス各4ドローで争われる。

 昨年の大会では、シングルスで国枝慎吾(ユニクロ)とデ グロートが優勝。ダブルスはステファン・ウッデ/ニコラ・パイファー(ともにフランス)と上地/バイスがタイトルを獲得した。

※写真は左からアニーク・ファンクォト(オランダ)、ディーダ・デ グロート(オランダ)、ジウリア・カポッチ(イタリア)、上地結衣(エイベックス)
撮影◎小山真司 / SHINJI OYAMA

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