デ グロートがグランドスラム3大会連続単複2冠、ダブルスは4大会連続優勝 [オーストラリアン・オープン・車いすの部]

 今年最初のグランドスラム「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・メルボルン/本戦1月14~27日/ハードコート)の車いすの部の女子ダブルス決勝で、第1シードのディーダ・デ グロート/アニーク・ファンクォト(ともにオランダ)が第2シードのマジョレーン・バイス(オランダ)/サビーネ・エラルブロック(ドイツ)との接戦を5-7 7-6(4) [10-8]で制し、優勝を飾った。試合時間は2時間22分。

 シングルスに第1シードで出場していたデ グロートは、この日行われた決勝で第2シードの上地結衣(エイベックス)を6-0 6-2で破っており、グランドスラムでは昨年のウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)から3大会連続となる単複2冠を達成した。

 ファンクォトとデ グロートのコンビは、今回が9度目のダブルス出場。グランドスラムは3大会目で、昨年のフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)に続くタイトル獲得となった。昨年の全豪では、上地/バイスに敗れて準優勝に終わっていた。

 22歳のデ グロートはダブルスで、昨年の全仏からグランドスラム4大会連続制覇を果たした。

 今大会でのデ グロート/ファンクォトは、1回戦でジウリア・カポッチ(イタリア)/上地を6-2 6-0で破って勝ち上がっていた。

 車いすテニスは男女シングルス各8ドロー、男女ダブルス各4ドローで争われる。

 昨年の大会では、シングルスで国枝慎吾(ユニクロ)とデ グロートが優勝。ダブルスはステファン・ウッデ/ニコラ・パイファー(ともにフランス)と上地/バイスがタイトルを獲得した。

※写真は車いすの部の女子ダブルスで優勝を果たしたディーダ・デグロート(中央右)/アニーク・ファンクォト
MELBOURNE, AUSTRALIA - JANUARY 26: Diede De Groot and Aniek Van Koot of the Netherlands pose with the championship trophy after winning their Women's Wheelchair Doubles Final match against Marjolein Buis of the Netherlands and Sabine Ellerbrock of Germany during day 13 of the 2019 Australian Open at Melbourne Park on January 26, 2019 in Melbourne, Australia. (Photo by Mike Owen/Getty Images)

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