世界117位ブレイディが第2シードのガルシアを倒す番狂わせ [トヨタ・タイ・オープン]

タイ・ホアヒンで開催されている「トヨタ・タイ・オープン」(WTAインターナショナル/1月28日~2月3日/賞金総額25万ドル/ハードコート) のシングルス1回戦で、予選を勝ち上がったジェニファー・ブレイディ(アメリカ)が第2シードのカロリーヌ・ガルシア(フランス)を6-4 7-6(3)で下し、キャリア2度目のトップ20に対する番狂わせをやってのけた。

 約2時間を要したこの試合で世界117位のブレイディは、同19位のガルシアを倒すのにアグレッシブかつ安定性のあるグラウンドストロークを駆使した。彼女がガルシアに勝ったのは3度の対戦で初めてのことだった。

「何を予期すべきかはわかっていた」とブレイディはコメントした。

「試合の最初のポイントから、自分の集中力、激しさが高まっているのがわかったわ」

 ブレイディは先週のオーストラリアン・オープンの女子ダブルスでアリソン・リスク(アメリカ)とペアを組み、ベスト4に進出していた。

 第1シードのガルビネ・ムグルッサ(スペイン)はワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したサビーネ・リシツキ(ドイツ)を6-3 6-4で倒した。

 やはり予選を勝ち上がったドゥアン・インイン(中国)は背中の故障を克服し、2時間の戦いの末に第7シードのポリーヌ・パルモンティエ(フランス)を1-6 6-3 6-4で倒した。

 また、第4シードのジェン・サイサイ(中国)はマンディ・ミネラ(ルクセンブルク)に対して6-7(8) 6-4 6-4の逆転勝ちをおさめた。

 そのほかの勝者の中には、ビクトリヤ・ゴルビッチ(スイス)、タマラ・ジダンセク(スロベニア)、オーストラリアン・オープンの女子ダブルス優勝者となった第5シードのジャン・シューアイ(中国)らがいた。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はジェニファー・ブレイディ(アメリカ)、1月8日に撮影
MELBOURNE, AUSTRALIA - JANUARY 08: Jennifer Brady of the United States plays a forehand in her qualifying match again Karman Thandi of India during day one of Qualifying for the 2019 Australian Open at Melbourne Park on January 08, 2019 in Melbourne, Australia. (Photo by Graham Denholm/Getty Images)

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