バーテンズ、サバレンカらが準々決勝に進出 [サンクトペテルブルク・レディース・トロフィー]

「サンクトペテルブルク・レディース・トロフィー」(ロシア・サンクトペテルブルク/1月28日~2月3日/賞金総額25万ドル/室内ハードコート)のシングルス2回戦で、キキ・バーテンズ(オランダ)とアナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)が揃って準々決勝に進出し、そこでオーストラリアン・オープンのリマッチを演じることになった。

 第2シードのバーテンスはこの日の2回戦の試合で、予選から勝ち上がってきたイザリン・ボナボントゥー(ベルギー)を6-4 6-2で下した。

 一方のパブリウチェンコワは与えた6つのブレークポイントのうち5本をセーブし、元フレンチ・オープン優勝者で第6シードのエレナ・オスタペンコ(ラトビア)を6-4 6-4で倒した。

 世界ランク8位のバーテンスは、2週間前のオーストラリアン・オープン2回戦でパブリウチェンコワに3-6 6-3 6-3で競り負けていた。パブリウチェンコワはそのあと準々決勝まで勝ち上がり、そこでダニエル・コリンズ(アメリカ)に敗れた。

 両者の対戦成績はバーテンスが3勝2敗とわずかにリードしているが、パブリウチェンコワはここ2試合に勝っている。サンクトペテルブルクで1回戦をBYEによって免除されていたバーテンスにとって、木曜日のボナボントゥーに対する試合はオーストラリアン・オープンでの敗戦以来の試合だった。

 この試合に先立ち、第4シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)が第2セットでの躓きを克服し、アリソン・バン ウィトバンク(ベルギー)を6-1 6-4で下して準々決勝に駒を進めていた。

 月曜日にWTAランキングでキャリア最高となる10位に浮上したサバレンカは、第2セットで一時1-3と劣勢に立たされていたが、そこから4ゲームを連取した。

 1回戦をBYEで免除されていたサバレンカは、次の準々決勝で予選勝者のエカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)と対戦する。アレクサンドロワは、同じく予選から出場したテレザ・マルティンコバ(チェコ)を7-5 6-2で下して勝ち上がった。

 サバレンカは1月の深圳オープン優勝への過程で、アレクサンドロワを6-3 6-3で倒していた。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はキキ・バーテンズ(オランダ)
ST PETERSBURG, RUSSIA - JANUARY 31: Kiki Bertens of Netherlands returns the ball during the St. Petersburg Ladies Trophy tennis tournament match on January 31, 2019, at Sibur Arena in St. Petersburg, Russia. (Photo by Anatoliy Medved/Icon Sportswire via Getty Images)

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