ベスト8が出揃う、前年覇者のプイユは初戦でバグダティスに敗退 [南フランス・オープン]

フランス・モンペリエで開催されている「南フランス・オープン」(ATP250/2月4日~10日/賞金総額58万6140ユーロ/室内ハードコート)のシングルス2回戦で、予選から勝ち上がってきたベテランのマルコス・バグダティス(キプロス)が前年覇者で第1シードのルカ・プイユ(フランス)を7-6(2) 6-7(3) 6-4で破り、準々決勝に進出した。

 2006年オーストラリアン・オープン準優勝者のバグダティスは、第2セット5-3から自分のサービスゲームを迎えたが、プイユはそこから反撃に出て第2セットを取り返し、勝負を第3セットに持ち込んだ。

 プイユは今年のオーストラリアン・オープンで最終的に優勝者となったノバク・ジョコビッチ(セルビア)に敗れたものの、準決勝に進出していた。

 33歳のバグダティスは次のラウンドで、ラドゥ・アルボット(モルドバ)と対戦する。アルボットは、エルネスツ・グルビス(ラトビア)を7-6(5) 4-6 6-4の接戦の末に下してベスト8に勝ち上がった。

 より早い時間帯の試合で、第3シードのデニス・シャポバロフ(カナダ)は強力なサービスを駆使してマルセル・グラノイェルス(スペイン)を6-4 7-6(1)で下した。

 ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した19歳のシャポバロフは、スペインのベテランに対して一度もブレークポイントを許すことなく、自らのファーストサーブからの33ポイントのうち30本を取った。

 シャポバロフは先月のオーストラリアン・オープンで、ジョコビッチからセットを奪った2人の選手の一角だったが、彼はまだATPツアーの大会で優勝したことはない。

 彼の次の相手は、第7シードのピエール ユーグ・エルベール(フランス)だ。エルベールはイリヤ・イバシカ(ベラルーシ)に対し、4-6 6-4 6-2の挽回勝ちをおさめた。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はオーストラリアン・オープンでのルカ・プイユ(フランス)
MELBOURNE, AUSTRALIA - JANUARY 25: Lucas Pouille of France plays a forehand in his men's semi final match against Novak Djokovic of Serbia during day 12 of the 2019 Australian Open at Melbourne Park on January 25, 2019 in Melbourne, Australia. (Photo by Quinn Rooney/Getty Images)

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