エルベールとツォンガが勝ち上がり、フランス人対決の決勝へ [南フランス・オープン]

フランス・モンペリエで開催されている「南フランス・オープン」(ATP250/2月4日~10日/賞金総額58万6140ユーロ/室内ハードコート)のシングルス準決勝で、第7シードのピエール ユーグ・エルベール(フランス)が元チャンピオンのトマーシュ・ベルディヒ(チェコ)を6-2 7-5 で下し、ジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)との地元勢対決となる決勝へと駒を進めた。

 2012年に優勝したこの大会で今回ノーシードだったベルディヒは、3度サービスを落とし、手にした3つのブレークポイントのどれをもものにすることができなかった。

 27歳のエルベールは、4つのグランドスラム大会すべての男子ダブルスで優勝したが、シングルスに関しては、これ以前に至ったATPツアーでの2度の決勝の双方で敗れ、いまだキャリア初タイトルを追っている。

 一方、この日ラドゥ・アルボット(モルドバ)を6-1 6-3で下した ツォンガは、通算17勝目となるタイトルを狙っている。ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したツォンガは一度だけ自分のサービスゲームを落としたが、アルボットのサービスゲームを5度ブレークした。

 昨年のほどんどを膝の故障にため棒に振った33歳のツォンガは、最後のタイトルを2017年10月に、アントワープでのヨーロピアン・オープンで獲得していた。彼は過去2回の対戦で、エルベールを倒している。(C)AP(テニスマガジン)

※写真は昨年のパリ・マスターズでのピエール ユーグ・エルベール(フランス)
PARIS, FRANCE - OCTOBER 30: Pierre-Hugues Herbert of France plays a backhand in his first round match against Mikhail Kukushkin of Kazakhstan during Day 2 of the Rolex Paris Masters on October 30, 2018 in Paris, France. (Photo by Justin Setterfield/Getty Images)

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